今日(7/8)、安倍氏が銃で撃たれ、死去した。67歳とか。場所は奈良の近鉄西大寺駅前である。京都から郡山の実家に帰る時、いつも通る駅である。
政治家が(表面的に)無関係な者に殺されるのを暗殺という。広辞苑によると「ひそかに狙って人を殺すこと。多く、政治的に対立している要人を殺すこと」とある。今回、政治的に対立しているかどうかは不明なものの、政治家だから狙われたのだろう。手腕の善し悪しは別にして、安倍氏は首相在任期間の長さからして政治的に目立っていたため、暗殺の対象に相当すると考えていい。
このニュースは東京で聞いた。会議があり、出向いていたところ、その前の打ち合わせで知らされた。日本での暗殺といえば、記憶にあるのは社会党の浅沼委員長だった。調べると昭和35年(1960年)だとか。それ以降も小さな事件はあるようだが(平成19年=2007年の長崎市長の射殺がある)、大物が殺されたという意味では60数年ぶりか。
場所としての西大寺には、妹の勤めていた金融機関がある。僕が社会人としての最初のボーナスでメモリー付き電卓を買った百貨店(?)もある。でも人通りがそんなに際立って多いのだろうか。そこで選挙演説したというのは、少し理解に苦しむ。これも運命だったのだろう。
取り急ぎ、記録として書いておく。いずれにしても安倍晋三氏、記憶に残る政治家になったのは確かなようだ。
2022/07/08