昨日、府立植物園に咲いたというバオバブの花を見に行った。しばらく前に咲いたとのニュースがアップされていた。雨降りや祇園祭でようやく昨日に実現した。今日なら大雨に出会うところだったのだが。
バオバブの木はアフリカで何回か見ている。思い出すと、大陸ではタンザニアとケニアで出会った。マダガスカルへは2回、バオバブを目的で出掛けた。「星の王子さま」に登場する有名な木だから。さらに思い出すと、カナリア諸島にも植わっていたような記憶がよみがえった。
バオバブの実を拾ったこともある。カナリア諸島を思い出したのは、「バオバブの実」と書きかけた瞬間である。そこでは実の中に入っている種をもらったように思う。
しかし咲いている花に出会ったことはない。マダガスカルに行った時は、バオバブの神秘的な姿(木を根っこごと引き抜き、逆さまに立てたような姿)が目当てだったから、花はもちろん、葉っぱもなかった。
ここまで書いて、中断した。中断の中、他の用事で過去の写真を探さないといけなくなり、その時にバオバブの花が出てきた。マダガスカルの話しが嘘だったことになる。
2回目のマダガスカル訪問で花を見ていたようだ。花が終わりかけていたようで、しかも高い位置に咲いているから印象に薄かった。それと2回目のバオバブの木の感動が小さいのも原因のようだ。
という顛末で、マダガスカルのバオバブの花の写真をまずアップしておく。その後で植物園のバオバブの花である。
バオバブにも種類があり、2つの花は異なっている。植物園のものはアフリカ本土のもののようだ。こちらは温室に咲いている。当然、木の大きさは野生のものより小さい。だからよく見える。
といっても咲いていたのは1つである。その近くに青い大きな玉状の蕾がいくつもぶら下がっていた。アップした温室のバオバブの花の左上に青い玉がある。それが蕾である。
これらの蕾はいずれ咲くのだろうが、毎日1つとか、せいぜい2つとかか。でも、もう一度見に行きたいと思っている。爺婆の入場は無料だから。
2022/07/19