川北英隆のブログ

三岳山へ

福知山からタクシーを使って三岳山の登山口までアプローチする計画にした。そこで比較的ゆっくりと家を出て、7時前、山陰本線の園部行きに乗った。連結車両数が4両に減らされたこともあり、座れない状態だった。園部で2両連結の福知山行きに乗り換える。
福知山駅の北口からタクシーに乗る。「三岳山の登山口」と告げても通じなかった。「佐々木の・・」と言うと、「ああ、とりあえず三岳に行けばいいのね」との返事で、登山口へは道案内することになった。
事前に調べたところ、地形図にある谷村という集落の神社(大和田神社)を目指して歩き始めるのが一番正しそうだった。それを目標に国道で降ろしてもらった。国道から上がるとすぐに舗装された作業道に出る。そこには3つの石仏があり、その横に神社への石段があった。
先が長いので神社には寄らず、作業道を北西へ歩いた。すぐに大きなケヤキが目につく。ケヤキの北側に石の鳥居があり、その奥にどっしりとした三岳山が見える。鳥居をくぐり、登山道(修験道)が始まる。道の横には石仏が残っている。
野際という集落を時計回りに半分巻き、三岳山を見ながら登ると七王子神社に出る。この神社から山道が始まる。道は広いものの、今はあまり歩かれていないようだ。
尾根道を過ぎ、小さな谷沿いになり、道が少し悪くなる。左手に水場を見つつ登ると、トチとカツラの大木がある。その上で再び良い道となり、三岳山の東(喜多)から上がって来る道と合流する。
合流点の上に三岳神社がある。玉垣などは新しいのだが、完全な整備にはほど遠かった。神社の右横から尾根に取り付き、一登りすると三岳山の山頂である。三角点(839.1m、点名は三岳山)がある。北側に電波反射板があり、その奥に大江山があるのだが、ヒノキの木立が少し邪魔だった。
往路を分岐まで戻り、喜多へと下った。こちらは整備されたハイキングコースである。広葉樹林の中、丁目を示す石仏が置かれ、快適に下る。最後にお寺(金光寺)の駐車場に出る。
登山口から2時間30分だった。午前中に抜けたため、気温も高くなく、涼風も少しあった。お寺付近に下りてくると少し暑さを感じたが。
写真、上は分岐から見た三岳神社、下は三岳山の山頂である。
20220913三岳神社.jpg

20220913三岳山山頂.jpg

2022/09/14


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