川北英隆のブログ

京都大学百二十五年史の出版

大学から出版物が送られてきた。「珍しいな、何かの請求かな」と思った。というのも同窓会費を滞納しているので、会員名簿と引き換えに会費を払えとでも言うのかなと思い、受け取りに行った。
クロネコが運んで来たのをカミさんが玄関で受け取り、郵便ボックスに入れ、「本が来たで」と電話してきたから、どこから何が来たかが判明していた。
それはともかく、取りに行き、包みを開けると、掲題の『京都大学百二十五年史』が入っていた。正しくは京都大学百二十五年の「通史編」である。目次18ページ、本編484ページから構成されている。この「通史編」以外に「資料編」があり、原則として1991年4月以降の学内規則やデータがまとめられているらしい。
京都大学は今年(2022年)が創立125周年である。1897年年に京都帝国大学が創立、初代の総長は6月18日に任命され、9月11日に組織内に理工科大学(最初は土木工学と機械工学の2学科)が開設されたとある。また同年6月、1877年に設置されていた東京大学(1886年に「帝国大学」に)の名称が東京帝国大学に改称された
以上の経緯を届いた本で調べ、書いておいた。「届いたのが何で今日なのか」を調べる目的もあった。1897年の9月に実際に開設され、学生を受け入れたから、実質的な創立月が9月なのだろう。だから、出版も9月のようだ。
この出版物、非売品のようだ。値段が書いてない。アマゾンに並んでいないのかと調べたが、まだのようだ。「資料編」の方はネットで見られる。教員などの名簿も付いていた。

2022/09/17


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