川北英隆のブログ

お年はいくつ

昨日、インフルエンザの予防接種を受けに近くの医院を訪ねた。京都市の場合、満65歳以上は1500円で受けられる。無料の市もあると聞くので、貧乏かつ市長に才覚のない市に住むのは、くじ運が悪いようだ。
それはともかく、雨の中を歩いて医院に行き、「インフルエンザの予防接種を受けたい」と窓口で告げると、いきなり「お年はいくつですか」と質問された。そんな質問を想定していなかったため、瞬間、「1やったか、2やったか」と迷っつつ、何とか正しい数字が口に出てきた。
その後で「インフルエンザの予防接種を受けて問題ない」との同意書付きの記入用紙をもらい、接種してもらったのだが、どうして年齢を質問されたのか。この記入用紙には65歳以上にチェックを付ける欄がある。
カミさんがすでに同じ医院で予防接種を受けていたので、帰ってから「最初に年齢を聞かれたか」と問うたところ、「年齢なんて聞かれへんだで」と。
そうだとすれば、年齢を質問されたことをどう受け止めればいいのか。
65歳未満だと思われたのか。それとも、アホみたいに受付に立ったので、一回質問して「ボケとるのかどうか確かめたろか」とのことだったのか。
この医院、前のかかりつけ医が昨年12月に急死したため、また今年に入って風邪を引くこともなく過ごせたものだから、さらに今回の医院でコロナワクチンの接種を受けたもののその時は大勢が押し寄せていたことから初めて行くのと等しかったから、そんなこんなで「誰やろ」と思われたのも確かなのだが、これらの条件はカミさんと同じである。
「ほんま、何が受付にとって不審やったのやろか」と、まだ考えている。

2022/11/02


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