川北英隆のブログ

アマゾンのサービス

アマゾンのキンドルを使っている。好きな絵画類を見ることと、コロナ以降はチャンスがないものの、海外旅行のガイドブックを取り込むこともある。
今回、新しいスマホに乗り換え、前のスマホに入っていたアプリをすべてコピーした。キンドルを使うことはそんなに多くなので、スマホを新しくしてから時間が経過していた。でもコピーしたから大丈夫と安心していたのだが、数日前の休日に新しいスマホのキンドルを開けたところ、IDとパスワードの入力を要求された。これは当然だろう。キンドルには前のスマホに記録してあったIDとパスワードが自動で入るので、それを送信したのだが、本人確認のためのコードを携帯電話(ガラケー)に送るとあった。
ここで問題が生じた。アマゾンがURLを送ってきたのである。これは新手の本人確認である。
実は僕の使っているガラケーはインターネット契約をしていない。前のガラケーでは契約していたのだが、使ったことがゼロに近く、詐欺的なメールが入るだけに近かったので。
当然ながら、インターネット契約していないと、アマゾンが送ってきたURLに対応できない。そのURLを手で入力し、パソコンで対応しようとしたのだが、それは拒否された。いろいろと試したのだが成功しなかった。
仕方ないのでアマゾンのサービスセンターにSOSを出した。するとパソコンにメールが届き、電話で対応するという。この電話での対応が優れていた。アマゾンがメールで指定してきたサイトを見て問題点をクリックしていくと、最終的に電話での対応画面に行き着く。そこにこちらの電話番号を書き込み、送信すると、アマゾンからすぐに電話がかかってきた。数分待たされた後、係員が出てきてスムーズに対応してくれた。
パソコンやアプリで困ったことが生じた場合、今まで経験したのはこちらから電話する方式である。有料の電話しか設置していない場合もある。しかも電話すると、10分やそこら待たされたうえ、やっと係員が出てきてもマニュアル通りのなかなか進まない対応から始まる。いい加減にしてくれとなる。さらに受付時間は平日の9時から17時までとかが多い。
今回のアマゾンのスムーズな対応がたまたまなのかどうかは確認できていない。とはいえこういう顧客に配慮したスムーズな対応を経験すると、「さすが」と思いたくなる。
文句があるとすれば、アマゾンがメールで指定してきたサイトから電話での対応画面に行き着くには、少しノウハウが必要なことである。つまり分かりにくい。この点を改良してもらえれば万々歳である。

2022/11/26


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