今日の北山はいかにとカーテンを上げて外を見ると、真っ白だった。残念なことに雲が多く、部分しか見えない。日本海側から雪雲が流れ込んでいる。それにしても今年の京都は寒い。
最近の京都の寒さについて調べてみた。
気象庁のデータによると、今年12月に入り最低気温が氷点下だった日数は、今日、クリスマスまでに5日ある。昨年は2日で、それもクリスマス以降だから、今年との比較という意味ではゼロ日となる。
その前の年(20年)は12月中に氷点下に下がらなかった。19年、18年も一緒で、12月に氷点下まで下がった記録は17年まで遡らないといけない。
以前はどうだったのかと、ついでに調べた。
まず判明するのは、12月の最低気温が(18年から20年まで)3年連続でゼロ度以上というのはなかった(ざっと見ただけなので見落とした可能性はゼロではないが)。つまり暖冬というか温暖化が見られる。
次に学生だった最後の年、73年12月の最低気温の最低値は氷点下3.5度だった。今年は氷点下1.5度が最低であるから、当時は寒かった。しかも氷点下まで冷えた日が16日もある。若かったからあまり寒いとは感じなかったのだろう。
さらに遡ると、1960年12月の最低値は氷点下5.2度である。その年の奈良はそこまで冷えていないが、56年12月に氷点下5.0度の記録がある。
子供の頃は寒かった。今年くらいの寒さで震えていたのなら、昔は死んでいたかもしれない。そう思うと寿命が延びるのは当然か。爺婆が生きやすくなったのは良いことか悪いことか、よくわからないが。
2022/12/25