川北英隆のブログ

しょうもない銀行のシステム

新生銀行への登録内容の変更が必要となった。新生銀行での振り込みはセキュリティーのため、スマホで承認する方式である。そのシステムのインストールはスマホ1台に限定されているので、スマホを変えれば再度インストールが必要となる。ここで問題が生じた。
変更手続きをパソコンで行っていたところ、本人が変更手続きをしたとの確認のため、登録した携帯にSMSによって確認コードが送られてくるらしい。しかし僕が新生銀行に口座を作った頃は、登録する電話番号として固定電話も使えた。当時(今もか)、携帯電話が好きでなかったので、固定電話を登録したらしい。当然ながら確認コードを受け取れない。
そこで最初に電話番号の変更手続きが必要となった。この手続きに必要な入力項目がたくさんあった上に、最後に「受け付けました、手続きには数日かかります」とのメッセージが出た。「そんなん、入力した項目をコンピュータ上でチェックするだけで終わりやん」と思うのだが、相手がそういうトロイかなシステムだから仕方ない。
数日待つ必要もなく、翌日に「電話番号の変更手続きが終わりました」とのメールが届いた。やおらスマホでの認証システムの変更を再開しようとしたところ、「ただいまメンテナンス中です」とのメッセージが出た。実は最初にスマホでの承認システムの変更を試みたところ、同じ状態だった。数日後に試みたところ、変更プロセスに入れたものの、先に述べたように電話番号でつまづいた次第である。
「何ちゅうこっちゃ」である。本来簡単な登録内容の変更にいくつもの障害がある。日数を要した上に、まだ終わらない。
新生銀行がSBIのグループに取り込まれ、いろいろと壁の塗り直し作業をしているのはわかる。「でもね」である。こんなシステムで銀行業務が成り立つのか。サービス業が上手くいくのか。この質問は他の銀行にも向けられるのだが。

2023/02/08


トップへ戻る