川北英隆のブログ

サウジの食べ物事情

サウジアラビア旅行の総括である。治安、食べ物について書いておきたい。
治安は良い。逆にこちらが取り締まれる側に回ることが多いのではないかと思った。実際のところ、観光客だし、日本人だし、それはなかった。
アルコールも今回の状態を考えるに、持参可能だったとは思う。誰もスーツケースを空けられなかったから。日本から水を持ち込んだ者もいたらしい。しかし、係員の気が変われば厳戒、厳罰ものになりかねない。サウジアラビアでの自由なアルコールは大使館でのみ可能としか思えない。当然、ドバイからサウジアラビアへの国際便でも、アルコール一切出なかった。
食べ物は、多少の調理がされていた場合、「甘い」「塩辛い」に尽きる。その中間の、もしくは他の味を加えた微妙なものがない。
美味いと感じたのは、やはり羊料理である。その焼いたのは「さすが」に近かった。とはいえ、日本人をはじめとする外国人向けには牛肉や鶏肉が中心になる。「そんなの食べたくない」のだが、仕方ないので「食べない」に等しかった。現地に旅行すれば、「現地を食べないとあかんやろ」。
多く食べたのは野菜である。サウジアラビアで採れるわけないのだろうが、そこはお金持ちの国である。ホテルのバイキングでは豊富に出た。それをパクパク食べた。
炭水化物はナンの系統のパン類と、コメである。後者はインドの影響だろうか。あまり好きではないのでほとんど食べなかった。食べなくても「過去からの蓄え」があるので1週間やそこらはナンの・・、違う何の不自由もない。
サウジアラビアの中華が何回か出てきた。日本食に近いから出そうという発想だろうが、これも良くない。そもそも「ブタ抜きの中華とは何や」だろう。しかもサウジアラビア的味付けのため、やはり甘い。
そうそう、食事に供される飲み物とは、水であり、炭酸入りの甘味飲料水(セブン・アップの類)である。後者を飲み続けて30歳を過ぎると、メタボになりそう(現実化している)。
言い訳をしておくと、アラビア料理に付き物のペーストは美味いのだが、こちらはカロリーが高そうである。時たま食べたところ、「さすが伝統料理」と思えるものの、ナンに塗って食べていると、こっちまでメタボが感染りそうな気がした。だから控えていた。
写真、上は伝統的なサウジアラビア料理として出てきた皿である。「ライスと羊肉の混ぜ料理」を中心に食べた(写っているのは「ライスと鶏肉の混ぜ料理」)。三角形の包み物も食べられた。下は野菜や果物の市場である。食材は豊富だった。
20230225サウジアラビアの食事.jpg

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2023/02/25


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