高砂山と本宮山
警固山の山頂からダンプの通る車道へと戻り、北へ下って墓地の横を通る。その先で車道を離れ、北へと農道を下るのだが、牛舎が廃業したらしく、道に牛糞が溢れていた。何とか抜けて県道に出た。西に歩き、北側に変電所を見て交差点を北に折れると、広域農道とある。
正面に広葉樹の新芽の多い丘が見える。坂を登り切って少し歩くと、「高砂山公園」の表示があった。高砂山なんて予定してなかったのだが、地図には三角点がある。遠くないので立ち寄ることにした。
広域農道から西へ折れ、200mほど歩くと広場がある。地域の催し物があるらしく、車が10台以上停まっていた。西へと丘を上り、南に折れる。伊勢湾の見える地点を過ぎ、林の中に入ると三角点（87.0m、点名は大谷）があった。
三角点から往路を戻らずに周遊コースをたどった。南に下ると東西の遊歩道に出る。東に折れると遠回りになりそうなため、西に折れた。高砂山の西側を巻き、かつての参詣道を経て最初の広場に戻った。
広場から東に歩き、先の広域農道に戻るのだが、少しだけ近道をしようと歩いたところ、その道が広域農道の上を立体交差していた。引き返して広域農道に戻らざるをえなかった。
広域農道を北に下ると愛知用水にぶつかる。北東に折れ、小さな川を渡ると上り坂になる。桧原公園の西を通り、少し下ると本宮山が見えてくる。登り直すと右（東）に本宮山への車道が現れるので、それに入る。中部国際空港を見ながら登ると調整池の脇を通り、すぐに本宮山の山頂に達した。
三角点（86.7m、点名は樽水村）があり、それよりも少し高い地点に樽水本宮神社がある。下からの石段の参道と、その先の中部国際空港を見つつ昼食にした。
山頂からは西へ石段を下り、先に分かれた車道を少し北西に歩いた後、農道を南西に下り、東西の車道に出た。後はその車道を海岸近くまで歩き、海岸沿いの県道を北西に取り、名鉄の常滑駅に出た。
以上、注意深いと気づいただろうが、今回の丘歩きの最高点は、僅差ながら、予定になかった高砂山だった。写真、上はその高砂山、下は本宮山である。似たり寄ったりの丘かも。
2023/04/10
