川北英隆のブログ

猪の鼻ヶ岳と周辺の山

今年の梅雨入りが早かったことから、山歩きの予定が狂っている。つまり、予定していた宿題の計画実行が難しい。しかも山に行く回数が減り気味である。そもそも近場で歩けそうな山を食いつぶしつつあり、ひもじい。仕方ないので予備の山を引っ張り出した。
それが猪の鼻ヶ岳(508m)である。どこにあるのかと言えば、滋賀県日野町の西部である。鈴鹿の端っこ、琵琶湖側に位置していると言うべきか。
行き方は2通りある。
1つは東海道本線の近江八幡駅南口からバスを使う方法である。近江鉄道バスの日八線(日野と八幡の頭文字を取っている)の北畑口行きに乗り、終点近くの音羽で降りる。
もう1つの方法は、東海道本線の草津で草津線に乗り換え、貴生川駅で近江鉄道にもう一度乗り換え、日野駅に出る。日野からは上記の近江八幡からのバスに乗り、音羽に出る。
今回は行きも帰りも近江八幡駅経由を使った。乗り換え回数が少なく、交通費も安かったからだが、帰りは日野から電車にするのが賢明だったかも。というのも近江八幡近くでバス道が渋滞しやすいからである。今回もバスが大幅に遅れた。「そういえば以前にも渋滞に遭ったな」と反省した。
音羽からは猪の鼻ヶ岳が近い。それを周遊し、鎌掛(かいがけ)村落の西にある鎌掛城山(372m)と正法寺山(381m)を歩いた。その後、日野町へと歩いて戻るのだが、その途中で小岳(303m)に立ち寄った。
猪の鼻ヶ岳以外は、「バスの本数も多くないし、日野まで歩ける距離だし、どうしよう」と地図を見ながら前日に考えたコースである。
猪の鼻ヶ岳は(確か)ガイドブックに乗っていた。ハイキングだと思っていたのだが、作業用の道が多く、複雑だった。鎌掛城山と正法寺山は鎌掛の村が道を整備したのか、下調べしなかったにもかかわらず迷う箇所はほぼなかった。小岳は車道から300m程度入るだけであり、簡単だった。
音羽のバス停を11時15分に降り、近江鉄道日野駅に戻ったのは17時だった。歩き始めたのが遅いのは、朝の天候が良くなく、日和ったからである。
上の写真は、左から、鎌掛の西端から見た猪の鼻ヶ岳(左側が少し丸い山)、鎌掛城山(中央、手前の鋭鋒)、正法寺山(右のずんぐりした2コブの山)である。下は鎌掛の西端から見た小岳である。
20230601鎌掛の山々.jpg

20230601小岳.jpg

2023/06/01


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