東京の友人と第2回「永久の別れ会」を開催した。そんな酔狂な会に集まるのは3人である。桃園の誓いというか契りというか、その最終幕だろう。
実は3人、いつだったか忘れたが、飲み会の席だったかで、桃園の契り的な約束をした。何があっても今後は互いに助け合っていこうと。居酒屋の契りかも。
その効果があったのか、それともなかったのか、飲み会だけは定期的に開き、奢ったり奢られたり、割り勘だったり、助け合うという意味での約束は果たしてきた。互いに老齢の域に達し、助け合いはこれから本番かと思っていた時にコロナに遭遇した。多分3年近く、飲み会を開催しなかった。
コロナの喪が明け、今年の5月に飲み会を開催した。その時、「飲み会を開催できるとして、年1回のペースでは、健康寿命を考えると残り10回はないよね」との話になった。3人のうちの最高齢者は今年76歳になる。「確かに10回は・・」との結論に達した。
「じゃあ半年に1回程度にしようか」とのことになり、「次回がないかもしれへんさかい、永久の別れ会やね」と名付け、早々に7月に開催した次第である。
今回の場所は明治記念館の正真正銘のビアガーデンだった。かつて接待用にメンバーの1人がよく使っていた。外人を連れて来ると喜ぶのだとか。その接待のお相伴に数回あずかった。
涼しい夕方だったので久しぶりに本物のビアガーデンの雰囲気を楽しめたのだが、なかなかの値段でもあった。仕方ないか。
次回の「永久の別れ会」をいつにするのかは決めていない。多分、魚の美味い季節、冬だろう。その時までに3人が健在であればだが。どうなることやら。
写真はそのビアガーデンである。5月、ブログにも書いた倉田勲さんのお別れの会が明治記念館であった。その時にビアガーデンのことを思い出した。写真で茶色く見えているのが椅子である。17時になるとそれが庭園に並べられ、客を迎える。この写真、すでにアップしていた。
2023/07/21