川北英隆のブログ

ナンキンハゼの花

堂山からの帰り、ナンキンハゼの花を見た。卒業した中学校と高等学校の一角に大きなナンキンハゼが茂っていて、毎年たくさんの実がなったのを思い出す。
中高は米軍(進駐軍)のキャンプ地を引き継いでいた。1958年だとか(奈良女子大学附属中等教育学校のHP)。だからか、校舎はオンボロだった。
それを埋め合わせるかのように、中高合わせて900人の学校にしてはだだっ広い敷地があった。校舎などの建物とグラウンドを仕切るように並木道風の大きな通りがあり、そこにポプラとナンキンハゼが数本ずつだったと記憶するが、大きく成長していた。ポプラは実物を見るのが初めて、ナンキンハゼは名前も初めてだった。
付け加えると、校舎と校舎の間にも緑地があり、そこに植えられたニセアカシアが春には白く大きな房状の花を咲かせた。休み時間にその花を手に入れ、マメ科の香りがするのを知った。確か隣りに座っていた(よく運動していたためか)浅黒い(当時の)女の子に、「いい香りがするんや」と進呈した。ニセアカシアという木は中学に入るまで知らなかったし、進呈した花がどうなったのかも知らない。
ナンキンハゼだがどんな花を咲かせるのか、覚えていなかった。紅葉と、冬枯れに残る白い実に特徴があるものだから。今回、ほぼ初めてその花を観察したので、写真をアップしておく。
ついでに堂山の下りでたくさん見たリョウブの花もアップしておく。なお、新免ではアザミが群生していた。昨日アップした堂山の写真で、近景に赤く見えるのがアザミである。
20230708ナンキンハゼ.jpg

20230708リョウブ.jpg

2023/07/08


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