今日の京都は猛烈な暑さだった。朝から異常、15時少し前に最高気温38.9度を記録した。目で記録を追うかぎりでは、京都として1994年39.8度、2015年39.1度、2018年39.8度に次ぐ4番目の暑さである。その後で嵐になった。
15時過ぎ、京都市中心部の東部、すなわち東山に入道雲が湧き、急速に発達したようだ。それが16時を過ぎると嵐になった。
実は気象庁の「雨雲の動き」で予報を見ていると、入道雲はあまり発達せずに、また京都市の中心部に近づかずに消えていく感じだったのだが、予想外に発達したようだ。
雷こそあまり鳴らなかったが、窓ガラスがバシ、バシっと音を立てる。ベランダを見ると白いものが時々転がり、風に飛ばされる。
霰=アラレにしては大きい。調べると、直径5ミリを超えると雹=ヒョウだとか。転がった白いものをガラス越しに眺めているかぎり、5ミリのものはないようだった。しかしそれに近い大きさである。コヒョウかマメヒョウである。久しぶりの大きさだった。
それで、京都市のその時間帯の雨量はと思い、アメダスの観測値を開いたところ、ゼロだった。京都市の地方気象台は二条城の西、西大路にある。駅で言えば山陰本線の円町の近くである。
その付近には雨の恩恵が届かなかったのだ。八坂神社の氏子区域中心か。さすが祇園祭のご利益、おかげで過酷な暑さが少し和らいだ。
2023/07/26