川北英隆のブログ

暑い大文字山

今朝は朝早くから活動した。4時前に起き、涼しいうちに少し仕事をした。夜明けを告げるようにヒグラシが一声鳴いた。早々に朝食をかじり(パンだから)、大文字山に向かった。これも涼しいうちに歩こうということ。
蹴上から大文字山を目指した。日向神社への参道には昨日の夕立の恩恵があった。「露を見つつ、青葉に昇る冷気にふれつつ、山道に分け入る」具合だった。山道は蜘蛛の細い糸だらけだった。夜中、地上に湧き出てきたのか。
太陽が少しずつ高くなると冷気は逃げてしまう。山ではホトトギスの一声が日常を呼び覚ませた。
汗を拭きつつ、山頂に近づくと人の気配がしてくる。大文字山は銀閣寺側からの登山者が圧倒的に多い。数年前まで静かだった裏道でも3組に出会った。いつものヌタ場にはオタマジャクシが動き、それを守るために誰かが金網を被せていた。
大学の前から家までの道は暑すぎた。家で水分を補給すると、出てくる汗が止まらないほど。たった3時間程度の、それも早朝の(始業前の)歩きなのに。
昨年の7月の山はどうしたのだろうと思い、調べると、やはり休みに近かったようだ。とはいえ月末に伊吹の奥の土蔵岳に登っている。その日も暑い一日だったことを思い出した。
今年はどうするのか。雷雨が多いようなので、少し様子見かもしれない。

2023/07/27


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