川北英隆のブログ

外食費が驚異的に値上がり

実はビアホールが大好きである。ビール党だから自然とビアホールに目がいく。そんな中、昨日出かけた京都の銀座ライオンの値段に唖然とした。おかげで飲み過ぎ防止になったが。
東京の頃、勤務地だった有楽町界隈にはビアホールがたくさんあった。課や部で飲みに行く時、よく使った。ビールでは大して酔わず、健康的だった(どこが)。
ビールの聖地ともいうべきミュンヘンに旅行した時、当然のごとくビアホールに行った。あまりにも大きすぎるし、料理の味が大雑把で(名物のアイスバインは腐肉のようで)、日本のほうが好きである。もっとも海外のこじんまりした店で飲むビールは好きだが。
それはともあれ、サッポロの割引券を持っているので、たまには銀座ライオンだと出掛けた。予約なしで入るとギリギリ席が空いていた。猛暑もあり、「ここで儲けないと、儲ける時ないよ」だろう。
昨年、まだコロナの喪があけない時に入って、メニューのバリエーションが減っているのに気づいた。今回はさらに減っていた。もっとも、いつも注文する品は残っている。
それで一安心したのは早すぎた。値段を見てギョギョギョと、さかなクンになった。しかも出てきたいつも料理のボリュームが減ってる。
ビールも高くなり、しかも注ぎ方が雑だから(ひょっとしてわざとかも)、泡が多い。料理をさっと食べ終えてしまっていたこともあり、最後にもう1杯と思っていたビールの注文を、ぐっと飲み込んだ。
会計は20%くらい上がっていたのではないだろうか。記録なんて取らないから正確には分からないが、料理の品数はいつもと同じ、ビールの注文は1杯少なかったと思うのに、払った金額は20%近く高かったと感じた。
少し前、東京で知人と食べた時も同じような値上がりを感じた。消費者物価の2、3%の上昇なら大きな変化は感じないはず。物価上昇に関する体感と統計との差は何によるのだろうか。
カミさんは食料品の値上がりが大変だとこぼしている。賃金が大きく上がらないことには日本の生活水準の低下が続くのだろう。やがて(今でもかな)韓国に負ける。
追記:20%値上がりと思ったのには理由がある。20%の割引券をいつも使っているのだが、今回の支払額が前回の割引前の請求額と大差なかったからである。

2023/07/28


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