川北英隆のブログ

二の谷山に入る

酷暑の一日、体力維持のため軽く山に入った。大文字山には飽きているし、混んでいる。それ以外の軽いコースはないかと考え、思いついたのが琵琶湖と小浜の境にある二の谷山だった。正確には高島市今津の奥に位置する。
二の谷山は高島トレイル(中央分水嶺トレイル)の一部である。
いずれ小浜から上根来(かみねごり)に入り、木地山峠に上がり、駒ケ岳から二の谷山を経て水坂(みさか)峠に出ようと考えていた。なお水坂峠は若狭街道(鯖街道)のメインルートである。
これで高島トレイルをほぼ歩き尽くせる。稜線部分が少し抜け落ちるものの、主要なピークを歩いたことになるので、少々の抜けは気にしないことにしている。
しかし日帰りでこの小浜からのコースを歩けるのかどうか。歩けるとしてもハードである。そこで体力維持がてら二の谷山だけを歩いておけば少し楽になると考えた次第。つまり一石二鳥に近い。もっとも、1回で歩ける(かもしれない)コースを2回に分けるという無駄をするのだが。
ついでに書けば、二の谷山を抜きにした場合、木地山峠から朽木に出ることが可能である。もしくは国道歩きを厭わなければ、二の谷山の東麓をたどって水坂峠下の村、保坂(ほうさか)に出ることも可能である。
その二の谷山、京都からどう行くのか。湖西線で近江今津に出る。近江今津駅からは小浜行きのJRバスが運行している。それを使って、上に書いた水坂峠下の村、保坂で降りる。
保坂からどうしようかと迷いつつ、当日の朝の気分で決めた。保坂から国道367号線(若狭街道)を歩き、途中谷集落の上に位置する桜峠から、二の谷山の南稜へと上がるルートである。二の谷山に出た後は保坂に下り、行きと同じJRバスで近江今津に戻ることになる。
保坂バス停を降りたのが7時25分、保坂バス停に戻ったのが11時10分だった。保坂からのバスは毎時30分過ぎなので、それに合わせて歩いた。夏の日差しの降り注ぐバス停で長時間待ちたくない。
上の写真は保坂の交差点(鯖街道の追分)から見た二の谷山方面である。左のピークの奥だろうと思う。なお交差点を右に行けば水坂峠を越えて小浜、左に行けば朽木を経て京都である。手前の道は琵琶湖の今津に続く。下の写真は水坂峠から二の谷山へと続く高島トレイルの入口である。
20230805峰坂からの二の谷山方面.jpg

20230805水坂峠.jpg

2023/08/05


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