川北英隆のブログ

北マケドニアの観光-2

北マケドニアでの観光について、もう2つを紹介しておきたい。1つは聖ヨハネ・ビゴルスキー教会(修道院)であり、もう1つは首都スコピエである。
聖ヨハネ・ビゴルスキー修道院へは、コラブ山に登るためオフリドからマブロボ湖畔のロッジへ移動する途中に立ち寄った。大きな谷の中に位置している。
谷沿いの車道から少し上がると、山腹にぽつんとある。イメージとしてはチベット寺院に近い。「ぽつん」とは言っても、大きな石と木の建物群である。宿坊もある。中に入る前、山からの冷水で手と口を清める。礼拝堂の中はカトリック教会のように華やかではないものの、プロテスタントほど簡素でもなかった。東方正教の特徴だろうか。内部は撮影禁止である。北マケドニアに旅行した場合は必見に近い。
首都スコピエは、「さすがアレクサンダー(アレクサンドロス3世)大王の地、マケドニア」の雰囲気がある。ただしアレクサンダーが生まれた地は、今はギリシャに属しているそうで、ペラ遺跡として残っている。
スコピエでは城塞(ただし城壁のみに近い)を見た後、中心部に下りていった。途中のバザールでは金装飾品の店が多かった。アラブやインドと同様、国や平和に対する信頼度が低いのかもしれない。町の中心部には、アレクサンダーを代表に、この国にとっての英雄の像が多く立っている。その昔、マケドニアが世界の中心だったとの誇りだろうか。
そうそう、もう1つ、中心部にはマザー・テレサの記念館がある。スコピオで生まれ、18歳まで育ったとか。建物は簡素ながら、テレサの資料が揃っている。華々しい像との対比が興味深かった。
写真は4枚ある。順に、聖ヨハネ・ビゴルスキー修道院の外観、内部、スコピオの城塞、アレクサンダー大王の像(中央)である。
20230903聖ヨハネ・ビゴルスキー修道院の外観.jpg

20230903聖ヨハネ・ビゴルスキー修道院の内部.jpg

20230903スコピエ城塞.jpg

20230903アレクサンダー大王の像.jpg

2023/09/03


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