山に登ったのは8月下旬。その昔、同じ季節に登った八甲田でも、スコットランドのベンネビス(ウイスキーではなく、山の名)でも少し寒かった。ところが地球の猛暑化により、山頂が霧だったムサラ山を含め、3山は寒くなかった。いろんな種類が咲いていた。
雪解け直後に歩けばもっと別の花が咲いていただろうが、さすがに8月下旬ともなると秋色が濃い。名前を調べている途中の花を含め、目立ったものをアップしておく。あまり種類は多くないと思っていたのだが、意外たくさんになった。その他、アップしなかった花には「ご免なさい」である。
一番たくさん咲いていたのはキキョウの類だった。上のキキョウの花の横にはクローバーが咲いている。
シャジンの類もあった。上は普通のシャジンの類、下はタマシャジン(別名、魔女の爪と呼ばれる)である。
タツナミソウの類である。
変わった花としてはヤグルマギクの一種であるCentaurea nervosaがムサラ山で咲いていた。イタリアなどの高山に咲くそうだ。
ナデシコ科のマンテマである。
同じくナデシコ科のタカネビランジである。沢にたくさん咲いていた。
同じくナデシコ科のアレナリアである。
シオガマである。上にミヤマキンバイのような、そうでないような花が咲いている。
下もシオガマだが、上とは種類が異なり、群生していた。花はほぼ終わっている。
マツムシソウも多かった。
ウサギギクの類も多かった。紫と黄色の花をアップしておく。白いのもあった。
セイヨウノコギリソウの類である。
コラブ山では山頂付近までアザミが群生していた。
少し低い所にはラスティングフラワーがたくさん咲いていた。
背の高い茎に咲く黄色い花も目立った。上と下が同じ種類かどうかは判別できない。上の写真の周辺の赤い花はアザミである。
多肉植物も咲いていた。写真はタイセイ属の一種らしい。
2023/09/04