4年ぶりに高校の同窓会を奈良で開催するとか。その案内にまだ返事をしていないながら、出席することになるだろう。というのも150人の卒業生(男女同数というのもすごい)のうち、存命かつ健康な数が思いの外、少ないようだから。
7/21に「第2回永久の別れ会」を書いた。この年令になると、年に1回程度会っていたのでは、残り数回の可能性がある。ロケットの打ち上げではないが、カウントダウンが始まっている。
高校の同窓会こそ、カウントダウンの象徴だろう。今回会えたとしても、次回、そのうちの何人に会えるだろうかと思わずにはいられない。
今日も同窓会関係のメールが東京から届いた。そこには(確か)高校からの同級生だった中谷徹君が亡くなったと書いてあった。東京地区の同窓会で数回会ったと記憶している。筑波研究学園都市に勤務していたとの記憶もある。
親しかった同級生とは個別に会えばいい。10月には中学時代の同級生で、社会人になってから再会したO君が京都にやってくる。木材関係のメディアで活動していて、その関係の出張らしい。
とはいえ、そんなに親しくなかったのとは(親しかったのとも同じだろうが)、どちらかが積極的に動かないかぎり、同窓会で会う程度の機会しかない。
その席で、「誰それ君/さんが・・」との話題を耳にすることが多くなるのだろう。少し前まで、病気が話題の中心にあったのに、それがもう一歩前進?するわけだ。さらに年が経つと、「今は昔、あの誰それ君/さんが・・」との思い出話が中心になるのだろうか。
「クワバラ、クワバラ」ではなく「カスガノ、カスガノ」かもね。校歌(学友の歌)に「春日野に月さえわたり・・」とあるから。ちなみにこの歌詞は、故人、漢文学者の武部利男作詞である。教育熱心ではなかったが、洒脱。今は昔ながら、尊敬に値する先生だった。
2023/09/15