川北英隆のブログ

横根山を往復して勝雲山へ

方塞山の最高点を確認し、ハイキングコースに戻り、横根山を目指した。簡単なはずだったのだが、ルートは牧場の柵沿いに続いている。あまり手入れがされていなくて、道に小さな段差が多い。柵の向こうに広がる皇海山らしき姿を眺めつつ下った。
コースは前日光牧場の車道の眼の前まで下るのだが、その車道との接続点がなかった。車道を離れ、小さな尾根を越え、再度車道に接近する箇所には接続点があった。そこまで来ると横根山は近い。そのまま歩道を歩いてアプローチすることにしたのだが、このルートを通るハイカーが少ないようで、一番手入れされていなかった。
もう一度アップダウンして車道を横切る。そこから横根山へは木製の階段の多い登りである。5分少しで山頂に達した。三角点(1372.9m、点名は横根)と東屋風の休息所があるのだが、灌木が多く展望はほとんどなかった。正午近くから雲が多くなり、日光方面が隠れていたので、そのせいもあるだろう。
下りは往路を戻った。車道を横切る箇所からは、行きと違えて楽な車道を下った。朝に歩いた古峰ヶ原の峰と、これから歩く勝雲山と地蔵岳が見えた。
ロッジと牧場施設の横を見ながら車道を歩くのは、行きと大差である。方塞山の南側を巻く。小さなアップダウンを経て古峰ヶ原湿原への車道と合流する。
車道の合流点を左(西)に取り、勝雲山を目指す。やはり小さなアップダウンが続くだけである。途中、伐採地があり、遠くに雲に隠れた日光連山があった。
右手上に駐車場を見つつ、車道を上がっていくと、正面、車道横に階段が見える。勝雲山への歩道である。横に電柱がある。勝雲山の山頂付近にある電波施設用なのだろう。その歩道に入ると、小さなピークを越した先に三角点(1322.2m、点名は内篭)があった。車道から5分程度である。
周囲の広葉樹は最近伐採されたらしい。1本、背丈程度に幹だけ残された木に「勝雲山」の文字が見えた。周囲に木がないから三枚石から勝雲山がよく見えた。男体山らしき裾もあった。
写真は上から順に、前日光牧場から見た横根山(右の平らなピーク)、横根山山頂、前日光牧場から見た勝雲山(中央のピーク)、勝雲山山頂である。
20231104横根山を.jpg

20231104横根山山頂.jpg

20231104勝雲山を.jpg

20231104勝雲山山頂.jpg

2023/11/04


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