川北英隆のブログ

井の中の蛙は埋められる

終身雇用を信じて疑わない者は井の中の蛙だと、12/22に書いた。日本の賃金は上がっていない。3%や5%の賃上げで鬼の首を取ったかのように騒いでみても、実は「アリンコの首」程度だろう。年収1000万円で高給取りだと思うのは時代錯誤、30年以上も前のことだ。・・・

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2023/12/31

実家の郡山で買い物を

昨日は実家に出掛けた。没落したニチボーの郡山工場のことなど思い出しもせず、実家に着く前に寄った先が2箇所ある。正月用品の買い物である。・・・

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2023/12/30

篠山の三国ヶ岳へ

愛宕山から北尾根を戻った。愛宕堂から登ってきた道を左手に見送り、尾根を直進する。やがて尾根は北東を向くようになる。広葉樹や松が目立つ整備されたルートである。じきに尾根の傾斜が緩やかになる。尾根の西側を巻くように下ると分岐に出る。・・・

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2023/12/28

篠山の愛宕山へ

当初予定していた篠山口での接続まで、残念ながら10分程度足りないなと思いつつ、南矢代で降りた。出口は西側にある。駅から北に歩き、すぐの交差点を東に折れ、線路を渡る。辺りの田には一面霜が下りていた。・・・

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2023/12/28

丹波篠山の愛宕山と三国ヶ岳

電車の中で慌てて計画した篠山の愛宕山と三国ヶ岳、どう行くのか。「福知山線の篠山までの駅から」と「歩いて登れる山」を基準として設定したから、歩ける距離ながら、2つを同時にとなると少し遠い。結果として駅から往復3万歩程度、山道はまずまずの整備だった。・・・

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2023/12/28

期せずして篠山南部の2山へ

今年の締めとして「日本へそ公園駅」から山に入ろうと思った。「へそ」とは東経135度北緯35度のこと、日本の経度緯度の中心的な位置である。この駅に行くのは、篠山もしくは加古川からになる。朝は福知山線の篠山経由が便利なのだが、事件が起きた。・・・

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2023/12/28

クリスマスに台風を数える

今日はクリスマス、先週の土曜日が冬至、だから今年の台風を数えてみた。何のこっちゃか。・・・

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2023/12/25

繊維会社はどうなったか

大日本紡績がニチボーへ改称したのは、最初の東京オリンピックの直前、1964年4月だった。その5年後、ニチボーは日本レイヨンと合併し、ユニチカとなった。敗戦からの復興の原動力だった綿糸とレイヨンが一緒になったわけだが、成功したのか。・・・

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2023/12/24

終身働くべき企業はあるか

終身雇用で思い出したのは、日本において終身働いて報われる企業が極めて少ないことである。報われるとの意味は、金銭的ではなく、精神的な満足感に近いだろう。もう少し言えば、社会に対して、小さくてもいいから何らかの貢献をしたとの納得感である。・・・

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2023/12/23

終身雇用は悪しき制度

日本経済新聞のコラム、大機小機に「デフレの真因は終身雇用にあり」とあった。終身雇用の中で出世するため、企業内ではコストカット派、政府内ではインフレファイターという主流派に誰も逆らわなかったという論理である。・・・

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2023/12/22

損出しは税金の出世払いに

株式で売却益が出たとして、一方で損をしている(買った時よりも株価が下がっている)企業があった場合、その損失を瞬間的に実現することが賢いと前回書いた。正確に書くと、税金の出世払いになるので賢いのである。このことを模式的に示しておく。・・・

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2023/12/20

年末恒例の損出し

知人が東電株で儲けたことで、思い出したことがある。知人は、その東電株の利益でもって、他の投資で生じている損失を埋めた。正確には、東電株での利益をかぎりなくゼロにするため、他の投資で被っていた評価上の損失を実現した。すべて税金のためである。・・・

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2023/12/19

園部周辺から見た遠近の山

先週に歩いた園部周辺の山からの展望は比較的良かった。以前に歩いた(しかし最近は歩かない)いろんな山を眺めつつ、当時を思い出せた。苦労した山、すんなりと歩けた山、それぞれに記憶がある。そんな山の遠望コレクションをアップしておく。オタク的かな。・・・

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2023/12/18

係長クラスだった門川はん

日経新聞の地方版によると、京都の有名市長(京都だけかな)、門川はん、来年2月に任期が切れるのだが、5期目に立候補しないそうだ。在任期間は08年からの16年間だとか。・・・

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2023/12/18

東京電力の上場維持の変

報道によると、2011年3月の福島原発の事故処理に要する東電の費用総額(推計値)は膨張を続け、23.4兆円に達する見込みだという。この金額は東電の売上高の約3年分に相当する。大丈夫なのか。・・・

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2023/12/18

天神山へ

高山から下りて元の府道に戻り、峠を越えて高山の東側の村、半田に出る。半田川の西側の車道を北へと歩き、園部の西側に出た。園部側にこんもりとした丘と、その少し先に平らな丘とがある。前者が園部城址のある小麦山、後者が目指す天神山だと、後で知った。・・・

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2023/12/16

高山へ

三国岳から下りてゴルフ場横を歩くと、直前に歩いた三国岳がコースの向こうに低く見える。その左奥には付近の最高峰、深山(790.6m)と山頂のレーダドームや、さらに左には半国山(774.2m)の姿もある。それらを楽しみながら原山峠を越えた。・・・

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2023/12/16

三国岳へ

山陰本線は園部まで複線である。園部で福知山への連絡があり、かなりの乗客が降りる。駅の出口は東西にあり、どちらにもバスとタクシー乗り場がある。選択に迷うのだが、2020年の胎金寺山の時、西口からタクシーにすんなり乗れた記憶があり、それに従った。・・・

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2023/12/15

園部近郊の山を歩く

山陰本線の園部駅で降り、近郊の山を歩いた。標高的には丘なのだが、あなどってはいけない。「こんな山、誰も歩かんのやろ」と思えるくらいにヤブ山だった。そんな予感がして落葉の後に訪れ、正解だった。・・・

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2023/12/15

企業は黒字ならいいのか

白袴に類した状況は厚労省の業務にも及んでいる。少し前、医薬品会社の社長から聞いたのは、病院で使う薬価の引き下げにより、新薬の開発意欲が削がれていることだ。・・・

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2023/12/13

銀行の深刻な白袴

PBRが1倍割を割れているという観点から、一番深刻なのは銀行かもしれない。証券会社も銀行も金融のプロである。多くの証券会社は株式の短期売買に関する商売で儲けてきたから、金融のプロでないとの見方もできる。しかし銀行は厳然たる金融のプロである。・・・

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2023/12/12

証券会社も白袴

電力会社、ガス会社のPBRが1倍を割っていることを先に書いた。政府として電力やガス料金を安く設定させるのなら、上場させるのは変、個人への詐欺的行使かもしれない。実のところ、業界の主要企業のPBRが1倍を割っているのは電力業界、ガス業界だけではない。・・・

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2023/12/11

電力とガスの紺屋の白袴

株価純資産倍率(PBR)の1倍割れが問題視されている。PBRとは「株式時価総額÷貸借対照表上の株主資本(純資産とも言う)」のことである。今年の3月末まで、誰が何と言おうと気にしなかった上場企業も、東証が「変だ」と言ったものだから大慌てになった。・・・

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2023/12/10

どこまで全員一等賞なのか

先日、某有名私立大学の教員からの情報には、笑うと同時に、情けなさを感じた。「日本は極端から極端へ振れる国、今や特攻隊の国が変じて全員一等賞の国になったんや」と。・・・

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2023/12/10

郡山のハゼの紅葉

先日、実家の庭の手入れに帰った。どんどん荒れているものの、それは庭が自然に帰るのと同義である。実家の庭の手入れとは、その自然をなるべく、(ヒトが見たところ)美しい姿に向けようとする努力でもある。そんな中、放置している幼木がある。ハゼである。・・・

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2023/12/07

貝那木山へ

都介野岳から山頂直下の車道までは往路を戻り、南乃庄への下りは車道を東にとった。歩きやすい。車道は南乃庄の東側で県道に出る。当日の4つ目の丘として貝那木山を目指すため、県道を東に折れ、朝にバスを降りた南白石へと向かった。・・・

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2023/12/05

都介野岳へ

壇の山からは往路を戻った。乗馬クラブ、太陽光発電施設のある池の前を通り、アップダウンを繰り返して北白石に出た。北白石からは国道を100m弱南に歩き、西に折れた。南之庄の西側に出て、そこから都介野岳を目指すためである。車も多くなく、景色のいい道だった。・・・

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2023/12/05

壇の山へ

野野上岳の山頂からは往路を峠へと戻る。峠からは往路を戻らず、北へと歩く。地形図によると実線路が北へと延び、次に目指す壇の山への近道だと思えた。・・・

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2023/12/05

野野神岳へ

榛原からのバスを南白石で降りた。バス停は国道から西に折れた地点にある。国道に戻り、野野上岳(野野神岳)を見つつ、北へと国道脇の歩道を歩く。北白石の手前で国道と別れ、東へ折れる。・・・

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2023/12/04

都祁南部の丘陵を歩く

都祁(つげ)は奈良盆地の東、大和高原と呼ばれる地域の南部を占める。都祁には火山丘と思える小ピークがいくつもあり、都祁の南を区切る貝ヶ平山や額井岳など標高800m前後の休火山へと続いている。今回は、その都祁の丘を4つ歩いた。・・・

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2023/12/03

デフレの要因を誤認して

日本のデフレ(物価の下落もしくは停滞)の要因や企業行動に関する誤認が広がっているように感じる。賃金が上がらないこと、これが本当のデフレの要因なのだろうか。デフレが収まれば企業は積極的に投資するのだろうか。・・・

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2023/12/02


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