川北英隆のブログ

園部近郊の山を歩く

山陰本線の園部駅で降り、近郊の山を歩いた。標高的には丘なのだが、あなどってはいけない。「こんな山、誰も歩かんのやろ」と思えるくらいにヤブ山だった。そんな予感がして落葉の後に訪れ、正解だった。
歩いた山はそれぞれ独立している。
最初は、正確には園部のある南丹市ではなく、丹波篠山市に位置する三国岳(507.9m)に入った。少し遠いので、途中にある、少し有名な摩気(まけ)神社の入り口までタクシーを使った。原山峠という市境の峠を越え、ゴルフ場の横を通って往復するした。このため「大したことなし」と思っていたが、薄い踏み跡をたどるヤブ山だった。
次は南丹市に戻り、高山(372.1m)を目指した。途中、胎金寺山(423.4m)の北麓にある摩気神社に(負けないように?と)お参りし、高山の西麓の村を経て北西側から高山を往復した。
高度差200m程の直登なのだが、倒木と枯れた灌木混じりのヤブの中、砂利とこぶし大の石の多い道で、かつ踏み跡が非常に薄く、苦労した。山頂から東西の展望が得られたのは救いだろう。とくに復路は、低いながらも往路の記憶を問われる山だった。
3つ目は園部駅のすぐ西側、天神山(235.9m)だった。西麓には、菅原道真自身が訪れた地に祀ったという生身天満宮がある。それに参った後、北側から登った。「天神山と称するからには簡単だろう、行きがけというか帰りがけの駄賃」と思ったのだが、今回の3山の中で一番のヤブだった。道の選択を間違えたのかもしれないが、下りの道を少し違えたところ、踏み跡がないに等しかった。
摩気神社の入口から歩き始めたのが7時40分、園部駅に戻ったのが14時45分だった。
上の写真は摩気神社である。後ろに胎金寺山が見える。下は生身天満宮である。
20231215摩気神社.jpg

20231215生身天満宮.jpg

2023/12/15


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