川北英隆のブログ

天神山へ

高山から下りて元の府道に戻り、峠を越えて高山の東側の村、半田に出る。半田川の西側の車道を北へと歩き、園部の西側に出た。園部側にこんもりとした丘と、その少し先に平らな丘とがある。前者が園部城址のある小麦山、後者が目指す天神山だと、後で知った。
その城址に向かって道を東に折れる。グラウンドと園部高校の南側を通り、高校の正門の少し南側に出る。さらに東に歩き、民家の間を下り、小さな川を渡り、天神山の西麓にある生身天満宮の南側に出た。生身天満宮は菅原道真が生前に訪れた地に建てられた最古の天満宮だという。それを見学しつつ、天神山への踏み跡を探したが、見当たらなかった。
仕方ないので天神山の北麓に回り込んだところ、コンクリートの歩道が山に上がっていた。それを登ったところ、墓地を経由して天神山の北尾根の下に出た。墓地と尾根の境界は笹薮だったが、強引に尾根に上がった。
少し進むと踏み跡もあるので、それを歩き、小さなコブを越した。鞍部には赤いテープがあった。後は植林の目立つ林の中の薄い踏み跡を登るだけだった。岩が点在し、その先に天神山の山頂があった。展望はない。三角点(235.9m、点名は今北)を確認した。
下りをどうするのか、北に下る踏み跡を探したが見つからなかった。仕方ないので元の道を下り、赤いテープのあった鞍部から東側へ直接下ろうと考えた。しかし、鞍部からの下りは、下に墓地が見えるものの、笹薮が行く手を妨げていた。そこで少し北に回り込み、墓地へと下った。キリスト教の墓地の横だった。この墓地、動物用のもあり、すべて兼用なのか。
国道9号線に出て、南東に歩くと園部駅である。天神山を振り返ると、山頂から少し下った箇所に電波塔がある。その手前に岩波稲荷大明神の参道と鳥居がある。推測だが、稲荷神社と電波塔を経由して天神山に向かうのが一番簡明なのだろう。
天神山の登りは20分、下りも20分だった。
上の写真は天神山の山頂、下は園部駅の手前からの天神山である。電波塔も写っている。
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20231216天神山.jpg

2023/12/16


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