川北英隆のブログ

御着駅から南山を越える

京都駅から東海道本線の快速に乗った。早朝だったから空いているかと思ったのだが、ようやく座れるくらいの混みようだった。大阪と西明石の間は通勤電車になる。西明石からは各停となり、加古川で新快速に追い抜かれた。ただし御着には新快速が停まらない。
8時に着いた御着付近は、かつての播磨国の中心だったようだ。御着駅の北西すぐに国分寺跡がある。御着を訪れるのは2回目ながら、結局は国分寺跡を見ていない。
駅の改札は北側にある。駅前の通りを東に歩くと、地下にもぐる階段がある。それを下り、国道312号線脇に付けられた歩道を使って線路を南へくぐる。地上に出て東へ折れ、国道を離れる。200mほど歩き、工場群の中の道を南へ折れると、すぐに南山の端、南山公園の表示があり、山へと階段が伸びている。
整備された道が続く。途中、大きな岩があり、そこに立つと姫路市内と今回歩く小富士山付近が見えた。
小さなピークを越え、次の小ピークに登ると、林の中に左手(東)に分岐する道がある。よく踏まれている。南山へはその分岐をたどる。少し下り、登り直すと送電塔がある。すぐ上に2つ目の送電塔がある。この付近から瀬戸内海と、そこに林立する工場群が見える。その先には小豆島の姿があった。
その送電塔のすぐ先が南山の山頂である。林と笹薮に囲まれ、三角点(166.4m、点名は南山)があった。
南山からは先の分岐に戻った。分岐からは南へ歩く。下りになるが引き続く歩きやすい。次の小ピークとの鞍部の手前に西へ下る道がある。これが次の小富士山への最短ルートである。水の流れで少し荒れた下りだった。
竹藪に入ると右(北)への矢印があり、「姫路古墳ロード」の表示されている。飛鳥の石舞台を小さくしたような古墳跡があった。竹藪を抜けると大年神社の立派な境内だった。
上の写真は小富士山への登りから見た南山である。山頂付近に送電塔が集まっている。下は南山の山頂下から見た瀬戸内海である。右側にうっすらと小豆島の島影が見える。
20240118小富士山から南山を.jpg

20240118南山からの瀬戸内海.jpg

2024/01/18


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