川北英隆のブログ

琵琶湖西の曼荼羅山

いろんな事情で時間がとれない。「ひょっとして2月には山を歩けないかも」と思っていたところ、琵琶湖の西に登り残している丘を見つけた。半日あれば完了しそうだったので歩くことにした。
どこにあるのか、何という丘か。湖西線の小野駅が最寄り駅の曼荼羅山(184m)である。小野には各停のみ停まる。朝食の後に出かけ、昼食時に戻った。
10時前の湖西線に乗った。空いていたのだが、各停のため途中で特急待ちが2回あった。それがなければ半分の時間で着いたかもと思う。そのうち1回は堅田での待ち合わせだった。停車しているホームから見ると、曼荼羅山らしき姿が近かった。
小野駅で降りる。改札は西側にある。新興住宅街を抜け(本当のところは線路脇の細い道を歩くのが正解だった)、その南の縁に沿って曼荼羅山の南側に向かう。
丘を少し北へと回り込むと、水路に橋があり、駐車場と奥に鳥居とがある。山頂にある金比羅宮への登り口である。
階段を登ると社務所が見えてくる。琵琶湖大橋付近の展望がある。山頂のすぐ手前に鳥居と小さな社があった。
東側に車道があるので、まずそれをたどる。車道はアンテナ施設と水道施設のメインテナンス用らしい。少し下り、2つの施設の横を通り過ぎると雑多な林の中の散策路になる。木の間から雪の比良山が見える。
登り返すと「大塚山古墳」の看板がある。その上が曼荼羅山から北に伸びる丘陵の最高点、大塚山(193m)である。
大塚山から北へと下り、次の小ピークに登ると、散策路の右横に古墳の石室の入口がある。さらに次の小ピークにも古墳の石室の入口ある。こちらは散策路から西へ数歩入らないと見えない。
2つ目の石室を見て階段を下ると、地道にぶつかる。その道がゴルフ場の南側を区切っている。東へと歩くと、すぐに新興住宅地に出る。後は適当に南東に向かって下り、小野駅に戻った。70分のコースだった。
写真、上は金比羅宮である。社の奥が山頂らしい。平らなのでよくわからない。下は小野駅の手前から撮った曼荼羅山を含む丘陵である。比良が立派すぎるため(走っている電車から撮ったこともあり)、肝心の曼荼羅山方面(下側の緑の少し深い2つの丘)が埋もれている。
202302034曼荼羅山の金比羅宮.jpg

20240203車窓からの曼荼羅山方面.jpg

2024/02/03


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