今日の日経新聞のトップに「2023年に登頂回数が多かった山」が20山、リストアップされていた。「どんな山や」と、その20山をざっと見たところ知らない山がある。「何でや」と思ってしまった。
このブログでも以前に書いたように、東京周辺と京都周辺の山にはかなり出かけている。一般に登られる低山なら簡単なはず、歩いていない山なんてないはずなのに、「そんなん知らんで」という山があるのは変である。そこで地図を開き、調べた。すると「そんなのを目指しているのや」と可笑しかった。さすが老人の国、日本である。
「2023年に登頂回数が多かった山」のトップは東京の高尾山である。2金剛山(大阪・奈良の府県境)、3城山(高尾山の峰続き)、4塔ノ岳(丹沢)、5筑波山(筑波の女体山)と続き、6堀山で最初に「何や」と思った。調べると塔ノ岳へ登る途中の小ピークである。「へーえ」だった。
7景信山(高尾山の峰続き)の次に、8葛木岳とある。この葛木岳が?だった。高さが1125mとあることから、どうも金剛山の別名を書いたようだ。金剛山の北にある葛城山959mかなとも思う(記者は素人かな)。それとも金剛山山頂の神社の奥、立入禁止の最高点のことなのか。そうだとしても「標高が同じものを載せるなや」と思う。
9大山(丹沢)、10陣馬山(高尾山の峰続き)とあり、次の11稲荷山(東京)でまた「何や」となった。歩いていないはずがないと思いつつ調べると、不確かながら高尾山の途中の小ピークらしい。
12筑波山(筑波の男体山)、13六甲山、14御岳山(奥多摩)と続き、15沓掛山(大分)が知らない山だった。登ったこともないなと思って調べた。なかなか出てこなかったが、グーグルマップにあった。やまなみハイウェイの九重近辺に牧ノ戸峠があり、その横に沓掛山がある。黒川温泉への途中で見ているかもしれない。
16猿投山(愛知の猿投神社の奥の院)、17摩耶山(六甲)とあり、18富士小屋山が不明だった。必死に調べたところ高尾山と陣馬山の間の小ピークだった。
19南郷山(湯河原)、20金華山(岐阜城跡)である。
以上、20番目までで歩いていないのは沓掛山だけだった。沓掛山を登るため、もう一度九州に行こうとはあまり思わないが。
2024/02/10