海外投資家が買う株価
株価の上昇が続いている。1/16に書いたように、株価に大きな窓が開いたにもかかわらず、その窓が埋まらないくらいに強い相場だと言える。ぼちぼち「過熱だ」との評価も出てきているが、多くの投資家は「もうは、まだなり」と上昇を追っているのだろう。
日本の株価の上昇を支えているのが海外からの資金流入である。地域別には不明なガら、どうも中国からという説が強い。一方、日本の個人はというと、一昨日、「イデコに見る個人の資産形成」で書いたように、海外に資金を流している。
その海外資金だが、1月の最初に大量に流入したらしい。現在はやや落ち着きを取り戻しているが、公表されている2/3までの金額からすると、まだ流入が続いている。
海外投資家（正確には海外ファンド）の資金流入額（買い?売り）と株価上昇率との関係をグラフ（月ベース）で示しておいた。やはりかなり関係が深い。
中国からの資金だとすると投機性が非常に強い。「上がるから買う」ことになりかねない。しかも貧富の差が大きく、中国の金持ちは日本人なんか問題にならないくらいである。そんな資金が出入りすれば、日本の株価なんて簡単に動くようだ。
2024/02/10
