川北英隆のブログ

パタゴニアの植物

パタゴニアを代表する植物は何か。それは南極ブナである。南極ブナとは通称であり、主に3種類あるらしい。レンガ(Lenga)、ニレ(Nire)、ギンド(Guindo)である。パタゴニアではレンガが多く、圧倒的に目立つ。ニレは低木、ギンドは常緑樹である。
まずレンガ葉をアップしておく。現地で買った簡易図鑑からのコピーである。葉脈がほぼ左右対称である。ニレとの区別は、葉脈が左右対称かどうかである。背丈だけでは若木があるため、両者の区別が難しい。
ニレの林の中にいろいろな下草や植物が育っている。代表的には地衣類でありヤドリギである。パタゴニアは偏西風の影響で湿度が高いため、これらは非常に多く見られる。珍しいところでは、原住民が食べていたとされる「インディアンのパン」というキノコの一種もその中にあった。
もう1つ教えられたのがフクシアである。これがパタゴニア原産とはと、感じ入った。とくにパタゴニアの北部にたくさん見られた。そのフクシア、かつて実家に植えられていて、母親が当初は?好きだったと思う。それがAustral道に沿って多く咲いていた。圧巻だと思った。
写真、上からレンガ葉、レンガの林(標高が高いため、疎林)、レンガと地衣類、インディアンのパン(写真は落ちていたもの、現地人が主食にしていたとか)、フクシア(下の2枚)である。
20240314レンガの葉.jpg

20240314レンガの林.jpg

20240314レンガと地衣類.jpg

20240314インディアンのパン.jpg

20240314フクシア.jpg

20240314フクシア2.jpg

2024/03/14


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