パタゴニアの犬と猫
パタゴニアの最後を飾るのは当然、犬と猫だ。正しくは猫かな。最近、京都市内で見かけることが少なくなった。犬の散歩はあるものの、猫は少ない。かつて鴨川沿いにたくさん猫がいた時代を偲んでしまう。
その京都との比較で、パタゴニアの旅行では犬と猫をたくさん見かけた。自由な大地である。
とくに犬は放し飼いが目立ったというか、それ以外はほぼいなかったのではないか。放し飼いの犬なんて、子供だった頃以来である。
その犬はというと、基本は大人しい。別に向かって来るわけでもないし、吠えもしない。とはいえ、海外の犬は狂犬病に要注意である。アルゼンチンやチリの現状を知らないが、注意するにこしたことはない。
しかし犬は縄張りを持っている。彼／彼女らの縄張りに入ると、何が起きるかは保証の限りではない。誰の縄張りでもないに等しい通りでは大人しく犬を被っているが、飼われている敷地に入ると、急に「ニャロメ」というか、犬だから「ウワンロメ」と吠え、襲いかかろうとしかねない。
その点、猫はあくまでも猫である。日本の猫と行動パターンが変わるわけでもない。もちろん自由に動き回っている点でも変わらない。
ということで、何枚かの写真から3枚をアップしておく。
1つはパイネ探索の拠点にしたセロ・カスティージョのホテルの犬である。真ん中の犬（中型犬）は他所の犬、左右の大型の黒いのと焦げ茶とがホテルの犬である。ガイドに言わせると、このホテルの犬は要注意だそうな。
真ん中はトイレ休憩に寄ったアルゼンチンはエスペランサの猫である。左横の金属板が換気口になっていて温いのか、その横でじっとしていた。
下はカレーラ湖畔のホテルに泊まった時、そこにいた人懐っこい猫である。最初見た時、ソファーの上で死んだように寝ていた。可愛かった。
ということで、アルゼンチンとチリの犬とも、猫ともバイチャだ。バイチャにもバイチャだったな。
2024/03/16
