川北英隆のブログ

うちの飼い猫と飼い犬と-1

昨日、飼っていた猫と犬のことを書いた。彼/彼女らからすると、「飼われたんと違うで、一緒に住んでやってたんや」と言うだろうが、その当時の記憶があいまいになりかけているのに気づいた。そこで、まだ記憶のあるうちにメモしておきたい。
2歳か3歳の頃には犬がいた。名前は忘れたし、確認のしようがない。チビだったようにも思う。寒い冬の日、1/17だったか、大家の金魚池に氷が張っていたので、そのかけらを拾ってチビにやったところ、食べない。もう少し大きいのがいいのかなと思い、池の奥の氷を取ろうとして落ちてしまった。多分2歳半だったと思う。
そのチビがどうなったのかは記憶にない。幼稚園に行く少し前、引っ越しをした。その時、三毛猫、名前は(多分)チーがいて、その猫を連れて引っ越した。新しい家にも少しの期間いたはずだが、しばらくして猫捕りにさらわれたのか、いついなくなったのか記憶にない。
その後、2代目のチーが来た。もらい猫で黒猫だった。子供を2回かな、産んだと記憶している。その子供がもらわれていき、チーだけが残った。このチー、運動神経が猫としては劣っていた。ネズミを捕らないし、罠(ネズミ捕り)にかかったネズミを怖がった。結局は(周りを見渡せないようにするため)ドンゴロスに入れられ、少し離れた神社の境内に連れていかれた。何回か探しに行ったが、姿はなかった。
その後、しばらく猫を飼わなかった。ところが大きなトラ猫が迷い込んできた。人懐っこいオス猫だったので、タローと名付けて飼った。小学3年生頃だったと思う。半年以上して元の飼い主らしきのが判明したものの、そのまま飼ってしまった。2年少しでいなくなった。捕られたようだ。
そのトラ猫がすばらしかったので、続けてトラ猫をもらった。2代目と3代目のタローで、オスだった。この2匹、体がそんなに大きくなかったこともあり、ケンカに弱かった。とくに3代目は時々大きな傷を負わされた。地図をしまってある箱に、その血痕が残っているはず。この2匹も2年少しで捕られた。
そんなこともあり、その後は猫を飼わなかった。それが大学2年だったか、冬のある日、トラと白の柄の、人懐っこくて頭のいいメス猫に出会った。夕食後、勉強をしていると、磨りガラスの外に彼女が現れた。わずか数ヶ月だったが、引っ越すまでの間、居ついた。引き続き、タローと呼んでいた。引っ越した後、元の家の近くで彼女の姿を見かけたと父親が報告した。
猫のタローはここまで。その後、1981年7月、三鷹の家にメスのガチャ系三毛猫、ロッキーがやってきた。母親にはぐれたのか、小さな迷い猫だった。近所のおばさんに飼われるかもしれなかったのだが、その猫を見に行ったカミさんを猫好きだと悟ったのだろう、わが家にやってきて居ついた。94年8月までいた。ゆり篭から墓場までの猫は最初だったし、多分最後だろう。

2024/06/06


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