川北英隆のブログ

昨日の京都は暑かったが

昨日の京都は暑い1日だった。朝から夏至間近の強い日差しが頭上から降り注いでいた。気温がぐんぐん上がり、15時前に35.9度に達した。「これって6月史上、京都としての最高の記録やろか」と、気象庁のデータを調べた。グラフがそれである。
グラフの点線が各年6月の最高気温である。
残念ながらというか、少し安心したというか、過去の最高記録は2022年の37.2度だった。11年36.4、14年36.0、13年35.9とあるから、昨日の35.9度は4位タイである。まだ今年の6月は半分しか経過していないが。
とはいえ気づくのは、やはり近年、気温が高くなったとの事実である。そこで当年を含む過去5年間の平均値を計算し、それもグラフにした。赤い線である。
これを描いて気づいたのだが、1950年から90年くらいまで、つまり僕が生まれた頃から日本がジャパン・アズ・ナンバーワンと褒めそやされた頃まで、6月の気温はそんなに高くなく、上がる傾向にもない。
「子供の頃の6月、寒い日もあった」、つまり「梅雨寒」の記憶は、「暑い日が少なかった」ことの裏返しだったのか。今から思うと不思議な時代だったことになる。
何が不思議・・、当時の6月が、当時の浮かれた日本の景気が・・。
20240615京都6月の最高気温.jpg

2024/06/15


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