川北英隆のブログ

アメックスカードの煩わしさ

アメックスのカードを利用している。年会費は高いのだが、海外でのトラブルに的確に対応してらえたことが継続して利用している大きな理由である。さらに海外旅行に際するサービスもそれなりに揃っている。
そのアメックスに用事があり、サービスセンターに電話をした。と、「何の電話か」と機械による質問を受ける。最近、どこも同じ方式なので慣れているのだが、アメックスは「音声認識」を採用したという。最初、それへの対応の仕方がよくわからなかったので、これまでの「番号入力」で応答したところ、えらく時間がかかる。
そこで掛け直し、出直した。すると音声入力に対しても的確に対応してくれた。最後に僕のカードの番号を機械が喋った。電話番号の情報から相手が誰なのかを認識しているらしい。とすれば、機械が僕の音声も記憶し、次からは素早く対応するのかもしれない。
と、ここまでは良かったのだが、カード番号の確認の後が最悪だった。「ただいまは営業時間外なので・・」と機械が喋り、「緊急の場合以外は営業時間に掛け直せ」と。
確かに営業時間は平日の9時から17時までだと思い出した。もらっている案内にもそう書いてあった。それを忘れていたこっちが悪いとはいえ、さんざん質問をしておいて、最後に「営業時間外」との返事のつれなささは、「どないなってるんや」もんだ。
電話応答システムを組み立てた職員がアホなのか、それともこっちの知能を確かめ、データを集めようとの策略なのか。今回のアメックスだけではない、いろんな会社の電話応答サービス、顧客ないがしろもはなはだしい。釣った客に餌は不要と言わんばかり、もう少し何とかならないものだろうか。

2024/06/30


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