カザ村では2泊した。つまり着いた翌日はカザ村を起点とする散策日だった。どこに出掛けたのか。キ寺院(キ・ゴンパ)を訪れ、周辺を歩いた。移動続きだったので休息も兼ねていたのだろう。
メインの訪問のキ寺院へは車で1時間程度、スピティ川を遡った地点にある。標高は3900mを超えている。前日に訪れたダンカル寺院と同様、岩の上に建つ寺院であり、この地域に入った旅行者にとって是非とも訪れるべき場所となっている。
この寺院も残念ながら本堂の写真は禁止だった。食堂などは撮れたが。
寺院の内部を見学の後、寺院の上部を軽くハイキング的に歩いた。寺院や村を上から眺められるという。うれしいことに高山植物が多かった。まだ7月中旬、花が盛りだったようだ。
キ寺院の後、トイレを借りるためだか、少し奥にあるキッバル村を訪れた。「ワイルドライフ自然保護区」の標識があり、冬に入るとユキヒョウも見られるらしい。また自動車で行ける村としては世界で最も標高が高いのだとか。村の下部を歩いただけだが、スマホの高度計は4100mを超えていた。
その後、カザ村に戻り、まずカザ寺院を見学した。2009年に新しく建てられたとか。カザ地区はキ寺院が近いこともあり、何箇所もホテル(ゲストハウス)の建設が見られた。現金収入が増えたことから、さらに観光客を招こうとしているようだ。
ついでに村の銀座通りで少し買い物をした。当然ながら生活必需品が揃う上に、バスターミナルやツーリストの案内場まである。インドでは手に入りにくいビールも買うことができた。
写真は上から順に、キ寺院を手前から、キ寺院の食堂、キ寺院からのスピティ川、キ寺院を上から、カズの商店街である。
2024/08/01