今回旅行したのは広い意味でのヒマラヤの西部である。そのヒマラヤの植物で一番有名なのは、日本人にとってだが、青いケシだろう。今回、それを2個所で見た。といっても、1株とか2株咲いていた程度だが。
1株はザンスカール、ゾンクル寺院の手前である。河原の岩の隙間に咲いていた。1株あっただけだが、そこに10個位の薄い青色の花が付いていた。
もう1箇所はプクタル寺院のテント場と別れ、パドゥムに向かう途中の谷だった。橋の下に1株、道路の下に1株咲いていた。他にも数株あったらしい。
ゾンクル寺院近くの青いケシと、パドゥムに向かう途中の青いケシの写真をアップしておく。
実は青いケシと一口にいっても、いくつかの種類があり、すべてにメコノプシス(Meconopsis)、つまり「ケシモドキ」との属名が付けられている。その多くの種類は、ウィキペディアによると交雑しやすいらしい。図鑑で見ても、何が何やら区別が難しい。環境による変化のような気さえする。
2024/08/15