川北英隆のブログ

ラダックの花・その他

ヒマラヤの末端の旅行、いろんな花が咲いていた。印象に残ったものをアップしておく。実は『ヒマラヤ植物大図鑑』(2005年、山と溪谷社)を買っていた。当時、四川省の山を歩いたついでだろう。その図鑑を見ると、今回見た花はまだまだ一部分でしかない。
そうはいっても多くの花があった。
思い出すと、まず原産地でヒマラヤスギを見た。シムラーの近く、標高3000m前後にしかないのだが、感動だった。実家に植えていたこともあった。大学にもある。かつて流行ったのだろう。今の日本では排除されつつある樹木だと思う。
同じような針葉樹にイブキに似た木があった。キーロンの上部である。どうも植林されたようなのだが、「こんな木を植えるのや」と興味を持った。育ちやすいのだろうか。
花はいろいろあった。植物図鑑には「無数に近く」ある。今回撮った写真の中には名前どころか属さえ特定できないものもあった。しかし全体的には日本に近い花が多い。ヒマラヤといえども、やはりアジアなのだと思ってしまう。
写真は順に、ムラサキの仲間が2枚、マンテマ(ナデシコの仲間)、シオガマ、マメ科の花、キジムシロ(日本の高山に咲くミヤマキンバイの仲間)、ネギ(大蒜の類)である。
20240816ムラサキの仲間.jpg

20240815ムラサキの仲間.jpg

20240815マンテマ類の花.jpg

20240815シオガマのり仲間.jpg

20240815マメ科アストラガレス・ザンスカレンシス.jpg

20240815キジムシロ(ミヤマキンバイと同属).jpg

20240815ネギ.JPG

2024/08/16


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