8/16、京都は五山の送り火である。東京に接近した台風の影響から、比較的強い風が吹いている。風速5メートル以上とか。こんな日に送り火をするのか、送り火の火が周囲に燃え移るのではないか。そんな気がして、送り火の代表、大文字山を見た。
写真がそれである。遠目にはよくわからないので、スマホの望遠機能で撮った。と、火を燃やす準備だろう、白装束の人達が準備をしているようだった。17時頃の写真である。
火が煽られたら「体の方にくるやん」と思うのだが、関係ないのか。周りにはそんなに草木があるわけでもなし、冬のように枯れてもいないから、燃え移る心配は少ないのだろう。
20時、いつものように点火された。今年は風のせいで燃えるのが速いようだった。あっという間に暗くなり、今年の送り火が終わった。
送り火が過ぎると京都の暑い夏も終わるのか。今回の台風は京都に恵みの雨をもたらしてくれなかった。
京都地方気象台によると、台風の前触れで15日に2ミリ降ったことになっている。確かに住んでいる場所でも2粒、3粒降った。小さな雨雲だったから、気象台中心に降ったのだろう。
雨雲も記録に残ることを目指したのか。それなら「オリンピックは終わったで」と言っておこう。
2024/08/17