川北英隆のブログ

大土手山と一等三角点

行くついでがあり、四街道と佐倉周辺の三角点を検索すると一等三角点を発見した。簡単に立ち寄れそうだったので計画したところ、「山」もある。実行に移した。
場所は総武本線の四街道駅のすぐ北である。一等三角点の点名は「四ツ街道」、25.1m。
四街道駅で降り、北口に出て、大きな通りを北に歩けばいい。この数日、話題沸騰のヨーカドーの横を過ぎ、ヤマダデンキのすぐ北側の交差点を渡って交番のある側を東に折れる。ここまで距離にして720mほど。次に東へ150mほど歩くと北に向かう細い車道が出てくる。同時に、目の前に小高い富士山型の丘が現れる。
これが「山」である。大土手山、もしくはルボン山と呼ばれる。明治にできた陸軍砲兵学校の射垜(しゃだ)跡だとか。要するに「射撃の的」とした盛り土である。この地で砲術を教えたのがルボンというフランス人だったとある。
まずは北に少し歩き、階段を大土手山へと登った。高度差10mくらいだろうか。上に登れば四街道の展望がある。上には神社があると書いてあるが、わからなかった。大土手山に登る階段がもう1ヶ所あり、そちら側にあるのかもしれないものの、その階段は夏草に埋もれていた。
下りて、向かいの広場的な敷地に入る。「大熊記念コミュニティセンター」とある。大熊氏が寄贈した土地に市が建てた施設らしい。入って25mほどの場所に一等三角点がある。簡単に一等三角点を見られるのも、このコミュニティセンターのおかげなのだろう。
これら以外、周囲には何もないので駅に戻った。そうそう、四街道駅には以前、降りたことがあるかもしれない。ゴルフに駆り出された時、駅で誰かの車に乗せてもらったような。といっても40年ほど前のことだから、何も記憶にないに等しい。
写真は、大土手山と、その西側にある一等三角点である。
20240821大土手山.jpg

20240821一等三角点・四ツ街道.jpg

2024/08/21


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