川北英隆のブログ

今年の京都の夏は最高

8月が終わり、京都の夏もピークアウトした感がある。気象庁のデータが揃ったので、今年の京都の7月と8月をまとめておきたい。結論は、今年の京都の夏は5冠王だった。残念ながら、1冠だけ逃した。
7月から8月までの62日について、それぞれの最高気温、(当日の)平均気温、最低気温を気象庁からダウンロードした。期間は1950年から今年までである。
その後、各年の62日について、最高気温、平均気温、最低気温の平均値を求めた。その推移を示したのが次の図である。

20240903京都の夏の気温推移.PNG

これによれば、この75年、最高気温、平均気温、最低気温とも上昇を続けている。もっとも過去には異常に気温の高い年があった。1994年である。
2024年は最低気温、平均気温は94年より高かったものの、最高気温だけは少し低かった。実は23年と比べても24年の最高気温は少し低く、この75年において第3位である。
2024年、23年、1994年の最高気温、平均気温、最低気温を示しておく。
2024年:34.98、29.75、25.91
2023年:35.00、29.67、25.84
1994年:35.21、29.60、25.41

とはいえ、最高気温35度以上、平均気温30度以上、最低気温25度以上の日数は24年が最高である。それぞれ39日、34日、49日あった。ちょっとごちゃごちゃしているが、この日数の推移の図も下に示しておく。
暑さが押し寄せ、ついでに外人も押し寄せ、京都は大変なことになっている。
20240903京都の夏の暑い日数.PNG

2024/09/03


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