川北英隆のブログ

ギリシャを再訪する

ギリシャを旅行した。主目的はギリシャの最高峰、オリンポス山への登頂である。ギリシャに入国するのは2回目だった。そもそも人生で初めて訪問した外国がギリシャであり、1973年7月だったから、51年ぶりの再訪となる。そんなに経つのかと改めて思うのだが。
初訪時は(2021年に消滅した)アリタリア航空による南回り便だった。香港、デリー経由でアテネに入った。当時は(今もそうだが)中東が不穏な状況だったため、飛行機が撃ち落とされないかと本気混じりで知り合いと話していた。
今回はエミレーツ航空だった。ドバイで乗り継ぎ、アテネに入った。着いた日の午後にアテネ市内を少し観光した。ギリシャ2日目の午前、アクロポリスを訪れた。51年前、廃墟に近かった遺跡がかなり修復されていて、記憶の中の古いアクロポリスが吹き飛んだ。加えて、アテネ市内を車で走ったかぎり、何も記憶にないに等しかった。
2日目の午後、オリンポス山の東の山麓の町、リトホロに入った。3日目は2100m地点の山小屋まで登り、4日目にオリンポス山の最高峰、ミティカス峰(2917m)に達した。
この最高峰へは岩場をよじ登るのだが、そんなに難しくない。天気も良く、岩峰からの眺めも最高だった。その後、ハイキング感覚で登れるスコリオ峰(2912m)にも立ち寄り、山小屋に戻った。
5日目は往路を戻り、車で世界遺産のメテオラの麓の町、カランバカ郊外のカストラキに泊まった。6日目はメテオラの修道院を3つ訪問し、同じホテルに連泊した。
明ければ帰国日である。アテネまで戻り、エミレーツ航空でドバイを経由して帰国した。短いと感じたギリシャ再訪だった。
写真、上はアクロポリスを隣の丘から眺めたもの、下はリトホロからのオリンポスである。右中央寄りの鋭鋒がミティカス峰である。
20241002アクロポリスを.jpg

20241002ミティカス峰を.jpg

2024/10/02


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