川北英隆のブログ

静岡の市街地の山を歩く

知っているようで知らないのが静岡市街だった。何回か静岡駅で乗降したことがある。とはいえ有名な駿府城を知らない。その静岡に行く機会があり、ついでに低山歩きをした。
高校生の時、父親の車で日本平、登呂遺跡を巡った記憶がある。三保の松原に行ったかどうかは定かではない。
その後、南アルプス周辺の起点として何回か静岡駅は使った。清水に泊まり、翌日、真富士山に登ったこともある。サラリーマンの時代、静岡出身の同僚が結婚式を静岡市で挙げたので出席し、せっかくだからというので翌日、式服を抱えて竜爪山に登った。
以上がこれまでの僕にとっての静岡である。静岡市の中心部は知らない。
今回、駅近くに泊まることになった。ついでだからと調べると、低山がいくつかある。静岡は南アルプスの端っこに位置し、また削られた土砂が平地を形成しているのだろう。その典型的な川が静岡の西側を流れる安倍川である。
静岡の市街地から歩ける山は3つあった。
1つは安倍川と静岡の市街地を区切る賎機山(しずはたやま)である。南端の浅間神社から縦走できる。今回歩いた最高点は191.8mあった。この縦走路をさらに北へと歩くと、静岡市街の名山、竜爪山に至る。
2つ目は谷津山(やつやま)である。107.9mある。新幹線が静岡駅を過ぎると北側に見える丘である。その昔、駿府城が造られる前は、賎機山と谷津山は尾根続きだったようだ。
3つ目は静岡駅の南側にある八幡山(やはたやま)である。63.5mある。さらにその南続きに有東山(うとうやま)、35mがある。まさに低山である。
駅近くに泊まった翌日、これらを歩いた。8時過ぎから12時すぎまで、3万歩弱だった。
それで肝心の駿府城はどうしたのかというと、前日に見ておいた。堀が立派だった。天守は再建されておらず、発掘調査中だった。
写真は駿府城の堀と再建された櫓である。鵜が1羽、羽を広げて休んでいた。眼の前に府中(静岡)と清水出身の設定だとかの弥次さんと喜多さんの像があった。
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2024/10/21


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