川北英隆のブログ

カラコルム再見

これも忘れかけていた。何か。9月、ギリシャ旅行で使ったのはエミレーツ航空だった。最初はカタール航空だったのだが、ツアー会社からエミレーツに変える、ついては日程が1日後倒しになるとの連絡がきた。その時、「あの山の姿を再び見られるかも」と思った。
あの山とはカラコルムである。2019年8月、アマゾンからの帰りもエミレーツ便だった。その時、カラコルムがよく見えた。当時の記憶が蘇ったわけだ。2019/09/09に飛行機からのカラコルムをアップしておいた。
エミレーツの日本行き便がドバイを離陸するのは午前3時頃である。2019年、エミレーツ機は夜明け後にパキスタンの西側を飛び、カラコルムの上空を通過した。それが今回も実現するのではないかとの期待が膨らむ。
ドバイを飛び立つ時、座席前のスクリーンに映し出される飛行情報を見ていた。しかし前回と今回では大きな差があった。それはドバイに入る前の便である。
前回はサンパウロからドバイに入ったため、睡眠が足りていた。今回はアテネからだったので、うとうとしただけでドバイに着いた。そのため、ドバイから日本に向けて飛び立ったのは知っていたのだが、その後は睡魔に襲われた。ふと気づき、窓の外を見ると、白い山が眼下にあった。
大急ぎで写真を撮ったのだが、どうもカラコルムの後半部分のように思える。しかも急ぎ取り出せたのが一眼レフではなくスマホだったため、遠くの被写体を正確に捉えられない。
上の写真が一番ちゃんと撮れた部類のカラコルムの姿である。前回アップした写真を見ていると、同じ山が写っているのではと思えたが、正しいかどうかはわからない。
2枚目の写真は今回飛んだカラコルム付近の航路である。パキスタンのペシャワールの上空から中国のKashi(喀什)もしくはShache(莎車)方向を向いている。ついでに、中国側に入ってから見た、雲の中に浮かぶ雪山もアップしておく。
航路から判断するに、カラコルムの主峰が見えるとすれば飛行機の右側である。座っていたのは前回も今回も左側だったから、選択間違いのようだ。次の機会があるとすれば、是非とも「右」とリクエストしたい。
カラコルム再見、ギリシャからの帰りに再び見られた。(多分)今回が見納めではないだろうから、儀礼ではなく「再見」、「See you again」である。
20241027カラコルム1.jpg

20241027エミレーツの航路.jpg

20241027カラコルム2.jpg

2024/10/27


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