川北英隆のブログ

遅咲きの芙蓉

芙蓉の花が咲いた。それもやっと。昨日、今日のことである。芙蓉は夏に咲くから、「今頃、何のこっちゃ」なのだが、事実は仕方ない。
郡山の実家に芙蓉がある。いつ、どういう経緯で植えられたのかは定かでないのだが、母親がどこからか持ってきたのだろう。毎年、よく咲いている。
芙蓉の花、見た目には美しく、咲いたその日の内にしおれる。だからいかにも華奢な、美人薄命の典型のように思える。それは見かけだけで、本当は非常にたくましい木である。
花が咲いて種を付け、簡単に芽を出して増殖する。そんな苗を郡山から持って帰り、我が家で鉢植えにした。
ところがなかなか咲かない。夏は水ばかり大量に吸うから、大酒飲みならぬ大水飲みである。しかも花はというと、最初か次の年、小さなのが1つ咲いたきりである。
それがどうしたことか、今年は2つ咲いた。蕾がまだあるから、もういくつか咲くかもしれない。
今までベランダでの夏が暑すぎたのか。今年も暑かったのだが、10月に入ってさすがに酷暑ではなくなり、芙蓉にとってまずまずの気温だったのか。
いずれにしても咲いたことに間違いない。その芙蓉の写真をアップしておく。
20241105遅咲きの芙蓉.jpg

2024/11/06


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