川北英隆のブログ

高岡市を歩く

敦賀から北陸新幹線を使った旅行では何をしたのか。最初は富山と金沢に泊まり、ついでに城端線の終着駅、城端(じょうはな)にある高落場山を歩こうと思った。そこまできて思いついたのは、「富山に泊まる必要なし、城端線の始発駅、高岡で泊まれば十分だ」と。
調べたところ、高岡は駅の北が中心である。城跡もある。食べ物も氷見が近くて美味そうだ。
以上を計画し、駅の北にあるビジネスホテルを予約した。新幹線の新高岡駅で降り、駅の南口からバスに乗ると、高岡駅の南口まですぐである。駅の改札は2階にあり、南北の通路にもなっている。夜、近くの居酒屋で食事をした。期待以上に魚が(とくにブリが)美味かった。
高岡は鋳物の町である。「そんなん知らん」のなら、藤子不二雄の故郷だと言えばいいかもしれない。藤子・F・不二雄が高岡の生まれ、藤子不二雄?は氷見の生まれ、二人は高岡の小学校で一緒だったとか。
通りを挟んで駅の北側には、ドラえもんに登場するキャラの鋳物像が飾られている。銅色である。色の付いたドラえもんからすると、新鮮なイメージを受ける。
高岡の鋳物の親分が高岡大仏である。江戸時代と明治の大火のため、今の大仏は三代目だとか。その後、城跡に行った。今の城跡は、越中一宮、射水神社が大きな面積を占めている。
高岡で見逃せないのが町並みの散策である。城跡の西、山町筋には立派な建物が残されている。とくに菅野家は高岡銀行、高岡電灯などの設立の中心だったとされる。建物の中には入らなかったが。その他、同様の建物がいくつかある。
もう1つ、高岡には金屋町があり、鋳物の中心地とのこと。今回、そこは訪れなかった。
ということで、食べて良し、歩いて良しの町、高岡、旅行すべきだろう。京都なんかよりもはるかにいい。旅行者も少ない。
上の写真は高岡大仏の境内である。手前に仁王像があり、奥に大仏様が鎮座する。逆光で暗い。下は菅野家の外観である。
20241115高岡大仏.jpg

20241115高岡菅野家.jpg

2024/11/15


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