川北英隆のブログ

六甲の水晶山を歩く

暑い秋が終わったと思った瞬間、日本海側に冬の足音が聞こえ、時雨模様になった。そこで、まだ冬には間のある六甲の山を歩くことにした。有馬の近く、水晶山という名が気になっていた。でも水晶山だけなら物足りない。その西側の石楠花山と組み合わせることにした。
どう行くのか。京都からなら阪急で三宮に出て、神戸市営地下鉄に乗り換え、谷上駅に出る。そこから神戸電鉄を使って有馬寄りの次の駅、花山で降りればいい。
駅の南側の山、双子山に登り、石楠花山を歩き、南側の生田川へ下る。幕末に付けられたという川沿いの「徳川道」を上がり、2年前に登った新穂高(という山)を越えた後、反転して北に向かって歩き、三国岩、ダイヤモンドポイントを経て、仕上げに水晶山に達しようとの計画である。その後は花山駅のもう1つ有馬寄り、大池駅へ向かえばいい。
六甲の北側の登り残している山を歩くには、なかなかの計画だと、以前から頭の中で描いていた。もっともこれらの山が小山かといえば、必ずしもそうではない。今回の最高点は三国岩の三角点であり、802.5m、水晶山は710mある。六甲の主峰の1つ、摩耶山は702mしか(?)ない。ちなみに六甲山の本峰は931.3mである。近畿の山の背は高くないから、800mを超えれば、まずまずである。
ルートの整備はどうだったのか。今年6月にあるいた有馬の山(鬼ヶ島、逢ヶ山方面)がそうだったのだが、道標や目印のテーブがほぼ完全に撤去されていた。山頂の名札もない。しかもマイナーな山だから、時にはGPSを使ってルートを見極める必要があった。
それに加え、新穂高にはちょっとした岩場がある。その周辺の踏み跡は不明瞭だった。水晶山の下りには迷いやすい箇所もあった。
とはいえ、一番困難なのは花山駅から双子山登山口へ向かって新興住宅地を通り抜ける箇所であり、水晶山から下りて阪神高速の下をくぐって登山口戻る箇所だった。道標がないと、人工物周辺のルートは複雑すぎる。
山に入れば、全体としてルートはよく踏まれていた。さすが六甲、周辺部の山とはいえ、登山者は少なくない。とくに水晶山からの下り、登山者とすれ違ったのは、「こんなとこで」と、ちょっとした驚きだった。
8時10分に花山駅を出て、15時40分に大池駅に戻った。
写真はダイヤモンドポイントから見た双子山(右の2つのコブ)と石楠花山(左の平らな山並みの、真ん中よりも少し右寄りにあるちょこっと尖ったピークか)である。
20241202双子山から石楠花山.jpg

2024/12/02


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