川北英隆のブログ

石楠花山、烏帽子岩、天狗岩

双子山の山頂から南東に下り、山頂を巻く通常のルートに戻ろうとしたのだが、踏み跡が不明瞭だった。距離がないので適当に下った。鞍部付近に出て、すぐに登り直す。
小ピークを越え、サンテレビの小さな施設の横を通り、複雑な分岐点(5差路?)に出た。珍しく道標があり、烏帽子岩が右手(西)方向に表示されていた。
石楠花山の前に、まずこの烏帽子岩を予定していた。ほぼ平らな道を100mほど歩くと、尖った岩にぶつかる。烏帽子岩である。岩の下に下りるとその名にふさわしい姿が見られた。
烏帽子岩から少し戻ると、右手(南)に踏み跡がある。石楠花山へと続く稜線上の道である。ただし下草に笹が多い。夏はヘビが怖いだろう。
小さなピークを越すと、その先に少し高い尖りがある。それが石楠花山の山頂だった。山名のプレートはないが、三角点(652.0m、点名は上谷上)がある。付近の紅葉が良かった。
山頂から下りると、石楠花山を巻いてきた道と合流した。そのすぐ先、右手(西)に分岐がある。立ち寄ろうと思っていた天狗岩へのルートである。道は少し下っていて、途中に大きな倒木があった。くぐるには中途半端な隙間しかなく、しかも道がかなり湿っていたので、またいで通過した。
道は天狗岩の上に出る。大きな岩で、上からの展望がいい。2年ほど前に歩いた金剛童子から西への山並みや、遠く明石海峡を見ることができた。
写真は順に、烏帽子岩、石楠花山の山頂、天狗岩からの明石海峡(大橋が右奥に見えるのだが、霞んでいる)である。
20241203烏帽子岩.jpg

20241203石楠花山山頂.jpg

20241203天狗岩から明石海峡を.jpg

2024/12/03


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