川北英隆のブログ

湯河原の城山に立ち寄る

五所神社は歴史があり、大切にされてきたのだろう、巨木が何本もある。とくに楠が大きい。それを見学した後、城山を往復しても日が暮れない程度の時間が残っていることを確認した。
湯河原の中心部から城山へのルートは2つある。1つは五所神社付近から城山山頂付近まで続く林道であり、もう1つは湯河原駅付近から山頂付近までの車道である。登りに前者、下りに後者を使うことにした。
五所神社から地図を見ながら林道に入った。標高200m付近で人家を離れる。道の上に落ち葉が多く、あまり使われていない様子だった。勾配が少ないように付けられている上に舗装だから歩きやすい。標高300m付近から道は大きなループ描きつつ、山頂の南東側を登り、最後に城山の東尾根に出る。その地点にはバイオトイレもあるから、シーズンには近郊のハイキングコースになるのだろう。
東尾根に出た先から山頂までは半ば公園になっている。西に緩やかに登り、最後に少し急登すれば城山山頂(563m)だった。土肥城址の大きな石碑がある。三角点はない。
山頂は広場になっている。海側を中心に北、東、南の展望があり、箱根の山、横浜、房総半島、初島と大島、利島と新島が見えた。
展望を楽しみながら休息した後、ハイキングコースを戻り、行きに合流した地点を見送ってもう少し東へと歩き、復路に予定していた車道に出た。後は舗装された車道を下るだけなのだが、山頂付近には大きな岩がいくつもあり、時間があれば立ち寄ってもよさそうだった。
車道はヘアピンの箇所もあり、なかなかの勾配である。人家に出て緩やかになるのかと思ったが、道が直線状に付けられているだけに、かえってきつくなった。
成願寺のビャクシンの大木を遠目に見て、東海道本線の線路の下をくぐり、右(南西)に折れれば湯河原駅だった。
写真、上は城山の山頂、下は城山から見た大島と初島である。
20241214城山山頂.jpg

20241214城山からの大島と初島.jpg

2024/12/14


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