川北英隆のブログ

スマホ歩きは狙われる

バカバカしくなったので、最近は指摘しないのがスマホ歩きである。その行為、傍迷惑なだけでなく、自身を危険にさらす。
京都駅や東京駅などでは大きなスーツケースを引きながらスマホ歩きしてるヤカラ(オケラなどと同様、カタカナ書き)がいる。ぶつかった上にスーツケースを蹴飛ばしたいものだといつも思う。
それはともかく、本人は目の前に来た者を反射神経良く避けられるつもりなのだろうが、横から来られた分には避けるのが難しい。ましてや故意に来られた分にはどうするのか。
故意とは、先日の北九州でのマクドでの事件のようなものである。そこまで極端でなくとも、スマホをひったくられる危険性もある。交差点で当て逃げされるかもしれない。変な連中の多い世の中では、後ろにも目をつけて歩くくらいの注意が必要だ。
スマホを見て歩いたところで、それがどの程度の時間の節約になるのか。とろとろ歩くことになるから、その分だけ時間のロスになる。前から来た者を避けるため、はっと顔を上げ、再び顔を下げたとき、スマホの元の位置に戻るための時間も必要となる。
しょうもないスマホの画面を読むよりも、周りの店などで何か変化が生じてないか注意を払い、変化を見つけてその意味を考えれば、時代の流れを感じ取れ、生活や投資の役に立つことも多いだろう。
以上から、スマホ歩きは時間の節約にはならず、リスクに身をさらす行為であり、かつ重要な情報を見逃しかねない。しかも僕のように、スマホ歩きのヤカラを避けずに歩くのもいるから(最近の変な連中に比べればかわいいが)、時々ぶつかられる。
スマホ歩きは一文の得もなく、損しかない、時には大損、大怪我する行為だと思うのだが。

2024/12/19


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