最近は写真のほとんどをスマホで撮っている。撮りすぎるので、それをパソコンなどに転送しないことには、スマホの記憶容量を大きく食ってしまう。そのパソコンへの転送がなかなか面倒だ。
僕の場合、保管場所を2個所に分散している。分散しておけば過去の写真を失う心配が少ない。
1つはグーグルのクラウドである。使い始めたスマホがグーグルのPixelだったため、グーグルのクラウドに自動的にバックアップされる設定になっていた。だから今でもグーグルのクラウドである。現在、かなりの容量を使っている。
もう1つはパソコンである。スマホの中に写真が溜まってくるので、定期的にパソコンに移している。同時にスマホの中の写真を消去する。
ところが、スマホからパソコンへの写真(同様に、その他のファイル)の移動がなかなか難しい。スマホとパソコンをケーブルでつなぎ、パソコンにスマホを認識させ、スマホ内部のファイルを取り出す作業にコツがあるようだ。
ネックは、パソコンがスマホをなかなか認識してくれないことにある。マイクロソフトのWindowsとグーグルなどスマホのAndroidとの相性が良くないのだろう。Windowsがわざと意地悪しているのかもしれない。パソコンがスマホを認識しても、多くの場合、それが短時間で終わってしまう。
この正月にも写真を移動させようとしたのだが、これには手間取った。少し困ったのでネットで検索したところ、いろいろな対応の仕方が示されていた。それだけ皆が困っている証拠のようだ。
その対応策の中に、「接続用のケーブルを別のものにする」というのがあった。最初、「今時、原始的な」「壊れかけたテレビを手で叩いて直すようなものやな」と思った。しかし、他の方法は面倒すぎる。藁にもすがる思いで、最後の選択肢と思い、手元にあった他のケーブルを使ってみた。Pixel購入時に付いていたグーグルの純正品である。
すると「何ということでしょう」。数回試みたところ、スマホがちゃんと認識され、写真を移せた。
最初に使ったケーブルでもスマホは時々認識されるのだが、パソコン側は移そうとする写真のすべてを認識できないと、移す作業を始めないようだ。その写真認識作業の間にスマホ自身が認識されなくなる。これが最大のネックだと思える。その点、純正ケーブルを使った場合の認識時間は長かった。だから移動に成功したわけだ。
そこで教訓である。スマホの写真はこまめに移すに限る。そうすれば、短時間であってもスマホが認識されているうちに、写真の移動が終わる。「ずぼらはあかん」というわけだ。
2025/01/04