川北英隆のブログ

春までもう少しやけど

今年の冬は比較的温かい。暦によると、来週20日が大寒、来月3日が立春である。そんな中、寂しいことを発見した。
今日は大学での講義日、今年度の最終日である。後は講評を学生あてに送ればいい。その講評はほぼ完成している。
そんなこんなのルンルン気分で大学に向かって歩いていると、いつもと違う風景に気づいた。毎年1月中旬頃から咲き始める大学構内の紅白の梅、「今年はどうかな」と目を向けたのだが、ない。梅が咲き始めているだろう場所にぽっかりと、今まさに切り取られたような大きな空間ができていた。
そういえば、かなり前から工事予定の白い表示があったことを思い出した。医学部か病院関係の建物のようだ。
その表示が出されてから5年近く経過したかもしれない。だから工事は中止になったのかなと思っていたのだが、何事にもゆったりと時間の流れる大学のこと、ようやく工事が始まるのだろう。
日当たりのいい場所に、とくに白い梅は大きく咲いた。残念である。紅白の梅の冥福を祈りつつ、講義に向かった。
写真は15年2月に撮った、その梅の花である。
20250116大学の梅_15.jpg

2025/01/16


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